登録販売者 東京都 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第120問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「啓発活動」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

東京都 第120問‐啓発活動

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「登録販売者においては、薬剤師とともに一般用医薬品の販売等に従事する医薬関係者(専門家)として、 医薬品の適正使用のための啓発活動に積極的に参加、協力することが期待される。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。そうした方がいいですよねー。

 難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報 活動やイベント等が実施されている。」ですが、正しい記述です。

 「け・ん・こ・う・の・し・ゅ・う・か・ん」の「10文字」で「10月」と憶えましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)によるものであり、一般用医薬品では生じ 得ない。」ですが、正しい記述です。

 一般用医薬品でも濫用や依存が生じます。

 「法規」の「濫用等のおそれのある医薬品」とかを思い出してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる 薬物を興味本位で乱用することがある。 」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「特に、青少年は、薬物乱用の危険性に関する認 識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物を興味本位で乱用するこ とがあるので、注意が必要である。」

 …とあります。

 まあ、常識的に判断しましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 当該年度の過去問は、以上です。お疲れ様でした!!

適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書の使用上の注意

 103問:製品表示の記載

 104問:使用しないこと‐喘息

 105問:使用上の注意

 106問:プソイドエフェドリン塩酸塩

 107問:相談すること‐基礎疾患

 108問:相談すること‐鎮暈薬

 109問:事例問題

 110問:相談すること‐緑内障

 111問:安全性情報

 112問:報告制度

 113問:企業からの副作用等の報告

 114問:副作用情報等の評価及び措置

 115問:副作用の報告

 116問:救済制度

 117問:救済制度の給付

 118問:救済制度の対象

 119問:安全対策

 120問:啓発活動

令和7年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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