登録販売者 東京都 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第110問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「相談すること‐緑内障」についての問題です。「相談すること」は、費用対効果の悪い論点で、時間に余裕がないなら、「捨て問」です。また、本問は、漢方処方製剤の選択肢もあるので、「捨て問」でも、仕方がないです。

東京都 第110問‐相談すること‐緑内障

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 「緑内障」で「相談すること」となるのは、「眼科用薬」「パパベリン塩酸塩」「抗コリン成分が配合された鼻炎用内服 薬、抗コリン成分が配合された鼻炎用点 鼻薬」「ペントキシベリンクエン酸塩」「スコポラミン臭化水素酸塩水和物、メチ ルオクタトロピン臭化物、イソプロパミ ドヨウ化物等の抗コリン成分」「ロートエキス」、「ジフェニドール塩酸塩」、「 ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェ ニラミンマレイン酸塩等の抗ヒスタミ ン成分」です。

 よって、「b ペントキシベリンクエン酸塩」と「c パパベリン塩酸塩」が答えとなります。 次の医薬品成分等のうち、一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に、「次の診 断を受けた人」として「緑内障」と記載することとされているものとして、正しいものの組合せは どれか。 a カンゾウ b ペントキシベリンクエン酸塩 c パパベリン塩酸塩 d オキセサゼイン bc 4

選択肢a

 選択肢aの「

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「答え」は、「2」と相なります。

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書の使用上の注意

 103問:製品表示の記載

 104問:使用しないこと‐喘息

 105問:使用上の注意

 106問:プソイドエフェドリン塩酸塩

 107問:相談すること‐基礎疾患

 108問:相談すること‐鎮暈薬

 109問:事例問題

 110問:相談すること‐緑内障

 111問:安全性情報

 112問:報告制度

 113問:企業からの副作用等の報告

 114問:副作用情報等の評価及び措置

 115問:副作用の報告

 116問:救済制度

 117問:救済制度の給付

 118問:救済制度の対象

 119問:安全対策

 120問:啓発活動

令和7年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

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こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

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