本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤(婦人薬)」についての問題です。漢方処方製剤の難しい問題です。勉強していない人は、穏当に、「捨て問」にして、他の問題に進みましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「月経の約10~3日前に現れ、月経開始と共に消失する腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状や感 情の不安定、抑うつなどの精神症状を主体とするものを、月経前症候群という。」ですが、正しい記述です。
「月経前症候群」の正しい記述です。
数字の「月経の約10~3日前」も、よく出ます。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「桃核承気湯 は、体力中等度又はやや虚弱で、冷えがあるものの胃腸炎、腰痛、神経痛、関節痛、月経 痛、頭痛、更年期障害、感冒に適すとされ、構成生薬としてマオウを含む。」ですが、誤った記述です。
「桃核承気湯」ですが、マオウは入っていません。
また、桃核承気湯は、痔にも効きます。選択肢の記述には、痔の記載がないので、ここでも、誤りとなります。
選択肢の記述の漢方処方製剤は、「五積散」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「四 物 湯 は、体力虚弱で、冷え症で皮膚が乾燥、色つやの悪い体質で胃腸障害のないものの月経不順、月 経異常、更年期障害、血の道症、冷え症、しもやけ、しみ、貧血、産後あるいは流産後の疲労回復に適す とされる。」ですが、正しい記述です。
「四物湯」の正しい記述です。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤として、温 経 湯 、柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 があるが、これらは構成生薬としてカンゾウを含んでいる。」ですが、正しい記述です。
「温経湯 」と「柴胡桂枝乾姜湯 」は、カンゾウを含んでいます。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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