本問は、「医薬品」の「コレステロール及びリポタンパク質」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「コレステロールは、水に溶けやすい物質であるため、血液中では血漿 タンパク質と結合したリポタン パク質となって存在する。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「水に溶けやすい物質であるため」のところです。
正しくは、「水に溶けにくい物質であるため」です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「コレステロールは、胆汁酸や副腎皮質ホルモン等の生理活性物質の産生に重要な物質であり、コレステ ロールの産生及び代謝は、主として膵臓で行われる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「膵臓」のところです。
正しくは、「肝臓」です。
基本問題ですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「血液中の低密度リポタンパク質(LDL)が多く、高密度リポタンパク質(HDL)が少ないと、心臓 病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
キーワードの「低密度リポタンパク質(LDL)」と「高密度リポタンパク質(HDL)」は、きっちり押えておきましょう。
「入れ替え」問題でそこそこ出ます!
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「血漿中のリポタンパク質のバランスの乱れは、生活習慣病を生じる以前の段階では自覚症状を伴わな いことが多い。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「血漿 中のリポタンパク質のバランスの乱れは、生活習慣病を生じる以前の段階では自覚症状を 伴うものでないため、自分で気付いて医療機関の受診がなされるよりもむしろ、偶然又は生活習 慣病を生じて指摘されることが多い。」
「医療機関で測定する検査値として、LDLが140mg/dL 以 上、HDLが40mg/dL 未満、中性脂肪が150mg/dL 以上のいずれかである状態を、脂質異常症 という」
…とあります。
脂質異常症の数字は、出題実績があります。押さえておくべきです。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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