登録販売者埼玉県過去問＋解説令和6年度（2024年度）第67問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「医薬品」の「鎮暈薬（乗物酔い防止薬）」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

埼玉県第67問‐鎮暈薬（乗物酔い防止薬）

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「ジフェニドール塩酸塩は、緑内障の診断を受けた人では、その症状を悪化させるおそれがある。」ですが、正しい記述です。

　「抗めまい成分」の「ジフェニドール塩酸塩」の正しい記述です。

　副作用もほぼ出るので、押えておきましょう。特に、緑内障はよく出る傾向なので、この字に遭遇したらガチチェックです。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、乗物酔い防止に古くから用いられている抗ヒスタミン成分である」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「抗ヒスタミン成分」のところです。

　「スコポラミン臭化水素酸塩」ですが、「抗コリン成分」です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

　なお、「乗物酔い防止に古くから用いられている」のところは、正しい記述です。

　当該スコポラミン臭化水素酸塩はこのほかにも出る論点がそこそこあるので、テキストを精読しておきましょう。

選択肢c

　選択肢cの「ジプロフィリンは、脳への抑制作用により、平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させることを目的として、配合されている。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「脳への抑制作用」のところです。

　そんな作用はないです。

　正しくは、「脳に軽い興奮を起こさせて」です。

　なお、選択肢の言う「ジプロフィリン」ですが、「キサンチン成分」です。

　参考：キサンチン系成分（ジプロフィリン等）

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

　選択肢dの「メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が長い。」ですが、正しい記述です。

　「抗ヒスタミン成分」の「メクリジン塩酸塩」のガチ定番論点です。

　「遅く、長い」は、ガチで押えておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「誤」です。

　「d」は「正」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：3

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

　61問：かぜ（感冒）・かぜ薬（総合感冒薬）

　70問：漢方処方製剤・生薬（鎮咳去痰薬）

　79問：コレステロール及びリポタンパク質

令和6年度埼玉県科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・令和6年度インデックス

　・基本的な知識（第1～第20問）

　・人体の働きと医薬品（第21～第40問）

　・薬事に関する法規と制度（第41～第60問）

　・主な医薬品とその作用（第61～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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