本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤(泌尿器)」の問題です。すべての選択肢が漢方処方製剤なので、勉強していない人は、『お手上げ』です。本試験では、適当な数字をマークして、他の問題に勤しみましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
問題文を読むと、尿関係の語句が多いので、「泌尿器用薬」の漢方処方製剤なことがわかります。
この時点で、「1」の「温清飲」と「3」の「五積散」が消去されます。これは、「婦人薬」の漢方処方製剤です。
体力規定(虚実)を見ると、「体力中等度以下」となっています。
この時点で、「4」の「猪苓湯」が消去されます。これは、「体力にかかわらず」だからです。
参考:ブログ 「体力に関らず」
残る漢方処方製剤は、2つです。
判断すべきは、禁忌の「のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、のぼせ、動悸 等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。」のところです。
これに該当するのは、「2」の「八味地黄丸」となります。
「5」の「竜胆瀉肝湯」ですが、不向きなのは、「胃腸が弱く下 痢しやすい人、のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、胃部不快感、腹痛、のぼ せ、動悸 等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。」となっています。
また、体力規定(虚実)も、「体力中等度以上」なので、ここでも、判断できます。
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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