87問‐奈良県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「外皮用薬」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。
87問‐外皮用薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「ホモスルファミン ― 細菌のＤＮＡ合成を阻害する」ですが、正しい記述です。
「ホモスルファミン」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「バシトラシン ― 細菌のタンパク質合成を阻害する」ですが、誤った記述です。
「バシトラシン」ですが、「壁にバシっと」でおなじみの「細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す」です。
選択肢の「細菌のタンパク質合成を阻害」なのは、「硫酸フラジオマイシン」や「クロラムフェニコール」が該当します。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「ビホナゾール ― 皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を抑 制する」ですが、正しい記述です。
「抗真菌成分」の「ビホナゾール」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
「抗真菌成分」ですが、憶え方があります。「みずむしの抗真菌成分」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「テルビナフィン塩酸塩 ― 患部を酸性にし、皮膚糸状菌の発育を抑制する」ですが、誤った記述です。
「テルビナフィン塩酸塩」ですが、「皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる」です。
選択肢の「患部を酸性にし、皮膚糸状菌の発育を抑制」なのは、「ウンデシレン酸」や「ウンデシレン酸亜鉛」などが該当します。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和3年度 奈良県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
独学向け教材
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