79問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「循環器用薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

79問‐循環器用薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「ヘプロニカートは、末梢の血液循環を改善する作用を示す。」ですが、正しい記述です。

 「ヘプロニカート」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「コウカは、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。」ですが、誤った記述です。

 「コウカ」ですが、末梢の血行を促して鬱血を除く作用です。

 選択肢の言う「毛細血管の補強、強化」ウンヌンは、「ルチン」が該当します。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「三黄瀉心湯を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある」ですが、正しい記述です。

 「三黄瀉心湯」の正しい記述です。

 当該三黄瀉心湯に限らず、ダイオウ入りの漢方処方製剤は、他の瀉下薬との併用を避けます。

 「適正使用」でも出るので、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「高血圧や心疾患に伴う諸症状を改善する一般用医薬品は、体質の改善又は症状の緩 和を目的とするものではなく、高血圧や心疾患そのものの治療を目的とするものであ る。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「高血圧や心疾患そのものの治療を目的とする」のところです。

 正しくは、「高血圧や心疾患そのものの治療を目的とするものではない」です。

 高血圧や心疾患の治療は、一般用医薬品の範疇を超えてますね。「受診勧奨」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 61問:かぜ薬(総合感冒薬)の配合成分

 62問:解熱鎮痛薬

 63問:眠気を促す薬

 64問:カフェイン

 65問:鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

 66問:小児の疳

 67問:鎮咳去痰薬

 68問:口腔咽喉薬・含嗽薬

 69問:胃の薬の配合成分

 70問:腸の薬

 71問:止瀉薬

 72問:瀉下薬

 73問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 74問:浣腸薬

 75問:駆虫薬

 76問:動悸・息切れ

 77問:高コレステロール改善薬

 78問:貧血用薬

 79問:循環器用薬

 80問:痔の薬

 81問:泌尿器用薬

 82問:婦人薬

 83問:内服アレルギー用薬

 84問:鼻炎用点鼻薬

 85問:眼科用薬

 86問:殺菌消毒成分

 87問:外皮用薬

 88問:外皮用薬

 89問:歯槽膿漏薬

 90問:口内炎用薬

 91問:禁煙補助剤

 92問:ビタミン成分

 93問:滋養強壮保健薬

 94問:漢方処方製剤

 95問:生薬成分

 96問:消毒薬

 97問:衛生害虫、殺虫剤・忌避剤

 98問:衛生害虫の防除

 99問:一般用検査薬

 100問:妊娠検査薬

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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