本問は、「医薬品」の「妊娠検査薬」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「妊娠の確定診断を目的としたものである。」ですが、誤った記述です。
一般用検査薬は、確定診断をするものではなく、速やかな受診を狙うものです。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の有無を調べるものであり、通常、 実際に妊娠が成立してから1週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としている」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「1週目前後の」のところです。
正しくは、「4週目前後の」です。
数字は、常に狙われています。「医薬品の数字11」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「hCGは、妊娠中の絨毛細胞から特異的に分泌されるホルモンであるため、それ以 外の組織から分泌されることはない」ですが、誤った記述です。
手引きには…、
「絨毛細胞が腫瘍化している場合には、妊娠していなくてもhCGが分泌され、検査結果が陽性となることがある。」
「また、本来はhCGを産生しない組織の細胞でも、腫瘍化するとhCGを産生するようになることがある(胃癌、膵 癌、卵巣癌等)。」
「経口避妊薬や更年期障害治療薬などのホルモン剤を使用している人では、妊娠していなくても尿中hCGが検出されることがある。閉経期に入っている人も、検査結果が陽性となることがある」
…とあります。
このあたりは、ガチ暗記は無用ですが、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「検体としては、尿中hCGが検出されやすい早朝尿(起床直後の尿)が向いている」ですが、正しい記述です。
基本的には、「早朝尿」です。
しかし、手引きには、「尿が濃すぎると、かえって正確な結果が得られないこともある」とあります。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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