68問‐奈良県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「口腔咽喉薬・含嗽薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
68問‐口腔咽喉薬・含嗽薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「グリセリンは、喉の粘膜を刺激から保護する作用を示す。」ですが、正しい記述です。
「グリセリン」は、「局所保護成分」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「ミルラは、咽頭粘膜をひきしめる（収斂）作用のほか、抗菌作用を期待して用いら れる。」ですが、正しい記述です。
「収斂作用」は、「ミルラ」の効能です。正しい記述です。
お友達の「ラタニア」も、併せて、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「アズレンスルホン酸ナトリウムは、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を示す」ですが、正しい記述です。
「アズレンスルホン酸ナトリウム」は、「組織修復成分」です。正しい記述です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「ヨウ素は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンＣと反応すると、殺菌作用が増強される」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「殺菌作用が増強」のところです。
正しくは、「殺菌作用が失われる」です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「殺菌消毒成分」の「ヨウ素」ですが、「ショック（アナフィラキシー）」等の注意喚起があるので、注意してください。
参考：登録販売者 医薬品 ショック（アナフィラキシー）の副作用のまとめ
答え
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和3年度 奈良県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
独学向け教材
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