本問は、「医薬品」の「胃腸鎮痛鎮痙薬」についての問題です。選択肢に生薬の選択肢が1つありますが、最終解答は、その選択肢が出来なくても、導けるようになっています。他の選択肢は、基礎的なものなので、大丈夫かと思います。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示す ほか、胃液分泌を抑える作用もある。」ですが、誤った記述です。
「パパベリン塩酸塩」ですが、「抗コリン成分と異なり、胃液分泌を抑える作用は見出されない」となっています。
なお、前半部分の「消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用」は、正しい記述です。これも出るので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もある。」ですが、正しい記述です。
「局所麻酔成分」の「オキセサゼイン」の正しい記述です。
手引きには…、
「オキセサゼインについては、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。」
…とあります。
なお、「適正使用」の「使用しない 小児」や「使用しない 女性系」でも出るので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「ジサイクロミン塩酸塩は、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける必要がある」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ジサイクロミン塩酸塩」のところです。
正しくは、「アミノ安息香酸エチル」です。
「6歳未満の小児への使用は避ける」は、「アミノ安息香酸エチル」のガチ論点なので、ガチ暗記してください。「適正使用」でも出ます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の「ジサイクロミン塩酸塩」は、「抗コリン成分」で、選択肢の言う「メトヘモグロビン血症」の副作用はありません。
「胃腸鎮痛鎮痙薬の抗コリン成分‐登録販売者 医薬品の語呂合わせ」も、参考にしてください。
選択肢dの「シャクヤクは、鎮痛鎮痙作用を期待して配合されている。」ですが、正しい記述です。
「シャクヤク」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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