本問は、「医薬品」の「動悸・息切れ」の問題です。漢方処方製剤と生薬の選択肢が1つずつあります。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。定番論点が多いので、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「強心薬は、疲労やストレス等による軽度の心臓の働きの乱れについて、心臓の働き を整えて、動悸や息切れ等の症状の改善を目的とする医薬品である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
総論部分も、試験に出るので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ジャコウは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化して いない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用の他、強壮、 血行促進等の作用があるとされる。」ですが、誤った記述です。
「ジャコウ」ですが、その基原は、「ジャコウジカの雄の麝香腺分泌物」です。
「基原と名称が同じ生薬一覧」で、憶えてしまいましょう。
選択肢の言う「シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカ」ウンヌンは、「ロクジョウ」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「レイヨウカクは、緊張や興奮を鎮める作用等を期待して用いられる」ですが、正しい記述です。
「レイヨウカク」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「苓桂朮甘湯は、強心作用と尿量増加(利尿)作用が期待される生薬が含まれており、 水毒の排出を促す」ですが、誤った記述です。
「強心薬」の漢方処方製剤の「苓桂朮甘湯」ですが、強心作用が期待できる生薬を含まない特徴があります。
当該苓桂朮甘湯の固有論点なので、シッカリと押えておきましょう。
なお、選択肢の「尿量増加(利尿)作用」と「水毒の排出を促す」は、正しい記述です。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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