胃腸鎮痛鎮痙薬の抗コリン成分の語呂合わせ。「タコイチジクチキンにブチ切れ」とか。本ページでは、メチルオクタトロピン臭化物、メチルベナクチジウム臭化物、チキジウム塩酸塩、ブチルスコポラミン臭化物、ジサイクロミン塩酸塩、オキシフェンサイクリミン塩酸塩、ロートエキスの語呂について見ていく。その他、ローとエキスの頻出事項について。
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胃腸鎮痛鎮痙薬の抗コリン成分の語呂合わせです。
当該抗コリン成分は、ややこしいものが多く、憶えるのに苦労します。
個人的には、好きな語呂なのですが、試験勉強的には、優れた語呂ではありません。
『脳内変換』を、フル活用してもらえば、少しは「暗記と記憶」に役立つかと思います。
最初に語呂から言うと、「タコイチジクチキンにブチ切れたサイクロプスがサイクリングロードに出た」です。
カタカナのところが、医薬品成分の頭文字等になっています。
語呂のイメージとしては、食事がタコとイチジクとチキンだったため、不満を憶えたサイクロプスが、サイクリング専用の道に出現した、ってな狂的な場面です。
なお、サイクロプスとは、配偶者によく似た、一つ目の西洋お化けです。
1つ1つ見て行くと…、
・タコ・・・オクトパス→メチル“オクタ”トロピン臭化物
・イチジク・・・メチルベナ“クチジ”ウム臭化物
・チキン・・・“チキ”ジウム塩酸塩
・ブチ・・・“ブチ”ルスコポラミン臭化物
・サイクロプス・・・ジ“サイクロ”ミン塩酸塩
・サイクリング・・・オキシフェン“サイクリ”ミン塩酸塩
・ロード・・・“ロート”エキス
これで、何とか、抗コリン成分を憶えることができます。
語呂の補足です。
「タコイチジクチキン」の「タコ」ですが、「脳内変換」が必要です。
「タコ」を英語に直して「オクトパス」にして、当該「オクトパス」の「オクト」を、「メチル“オクタ”トロピン臭化物」につなげる、ってな次第です。
次に、「イチジク」も、要「脳内変換」です。
「イチジク」の最初の「イ」を消去して「チジク」、んで「チ」を最後に持っていって「ジクチ」にして、「メチルベナ“クチジ”ウム臭化物」とつなげる塩梅です。本当に無理やりだと思っています。
「チキン」は、「チキジウム」の頭文字がうまく2文字被っているので、大丈夫かと思います。
「ブチ」も、「“ブチ”ルスコポラミン臭化物」と、頭文字です。
「サイクロプス」は、「ジ“サイクロ”ミン塩酸塩」の“サイクロ”のところで、「サイクリング」も同じ要領で、「オキシフェン“サイクリ”ミン塩酸塩」の“サイクリ”のところです。
「ロード」の「ロートエキス」は、そのままなので、問題ないかと思います。
っとまあ、こんな風に、大量に「脳内変換」がありますが、意外に語感がいいので、“語呂自体”は、頭に残ります。
語呂そのものは、2~3回ブツブツ唱えれば、頭に残るのです。
しかし、厄介なのは、成分名です。耳慣れない名称ばかりのために、本当に記憶に残らないのです。
“サイクリ”のところって何だっけ?ってな次第です。
抗コリン成分のそれぞれの名称は、自然に憶えられるものではないので、何度も、見て、読んで、書いて、声に出して憶えて行ってください。
1個につき、30回ほど声に出せば、記憶に残るかと思います。
抗コリン成分の「ロートエキス」ですが、実によく問われる成分です。要ガチ暗記です。
当該「ロートエキス」で頻出なのは…、
「母乳中に移行して、乳児の脈が早くなる(頻脈)のおそれがある。母乳を与える女性は使用を避けるか、使用期間は授乳を避ける。母乳が出にくくなることもある。」
…です。
特に、「頻脈」なので注意です。
よくあるひっかけ問題では、「ロートエキスのため、乳児の脈が遅くなる(徐脈)」などと出題されます。さっくり引っかかるので、要注意です。
以上、医薬品成分「胃腸鎮痛鎮痙薬の抗コリン成分」の語呂「タコイチジクチキンにブチ切れたサイクロプスがサイクリングロードに出た」でした。
個人的には、そこそこ意味の通る語呂ができたので、満足しています。何回か唱えれば、頭に入ると思います。
ただ、先述したように、抗コリン成分の成分名は、実に頭に入らないため、「語呂覚えて成分名出ず」が予想されます。
何度も声に出すなりして、記憶に勤めてください。
この語呂で、ぜんぶで500個強ある医薬品成分のうち、7個を憶えることができます。
通勤・通学時間などの細切れ時間で、ブツブツ唱えて、警備員に声掛けされてください。
また、配偶者が近くにいそうなら、唱えてもいいです。どこかへ逃げていきます。
なお、勉強方法等は「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者 教材レビュー」を、参考ください。
2017年10月24日 11:18 AM
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