本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤(鎮咳去痰)」についての問題です。すべてが漢方処方製剤の問題で、それも難問ぞろいです。解けなくて仕方がない問題で、「捨て問」でも仕方ないです。ただ、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
問題文には、「体力中程度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔 気などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳、しわがれ声、のどのつかえ感に適すとされる。」とあります。
注目すべきは、キーワードの「のどのつかえ感」です。
ここから、「3」の「半夏厚朴湯 」となります。
「1」の「麻杏甘石湯」ですが、「体力中等度以上で、咳が出て、ときにのどが渇くものの咳、小児喘息、気管支喘息、気管支炎、感冒、痔の痛み」を目的としています。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
「2」の「響声破笛丸」ですが、これは、「体力に関わらず使用できる。しわがれ声、咽喉不快に適すとされる」です。
「体力に関わらず」という大きな特徴があるので、押えておきましょう。
「ブログ 「体力に関らず」」も、参考にしてください。
「4」の「五虎湯」ですが、「体力中等度以上で、咳が強くでるものの咳、気管支喘息、気管支炎、小児喘息、感冒、痔の痛み」を目的としています。
「5」の「甘草湯」は、「構成生薬がカンゾウのみからなる漢方処方製剤で、体力に関わらず使用でき、激しい咳、咽喉痛、口内炎、しわがれ声に、外用では痔・脱肛の痛みに用いられる」となっています。
「痔・脱肛の痛み」にも効くので、配偶者にお勧めしてください。
また、体力規定(虚実)が「体力に関わらず」なので、先に挙げたリンクの「ブログ 「体力に関らず」」で、確認してみてください。
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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