本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤(鎮静)」についての出題です。漢方処方製剤のハイレベルの問題です。溶けなくても仕方がないですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないです。復習して、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「加味帰脾湯は、体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う高血圧の随伴症状、神経症、更年期神経症、小児夜なき、便秘に適すとされる。」ですが、誤った記述です。
「加味帰脾湯」は、「鎮静」の漢方処方製剤です。
手引きには…、
「体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの貧血、不眠症、精 神不安、神経症に適すとされる。」
…とあります。
選択肢の言うような、「小児夜なき」には、効果ないです。
復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「抑肝散は、体力中等度をめやすとして、神経がたかぶり、怒りやすい、イ ライラなどがあるものの神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症、歯ぎしり、 更年期障害、血の道症に適すとされる。」ですが、正しい記述です。
「抑肝散 」の正しい記述です。
当該抑肝散は、「鎮静」と「小児の疳」の漢方処方製剤です。
選択肢のいう「小児夜なき、小児疳症」にも、効き目があります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
ちなみに、わたしは、季節の移り変わり目などに、鎮静効果を求めて、抑肝散をよく飲んでいます。
amazon参考:抑肝散
選択肢cの「酸棗仁湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがある ものの不眠症、神経症に適すとされる。」ですが、正しい記述です。
「酸棗仁湯」の正しい記述です。「鎮静」の漢方処方製剤です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「柴胡加竜骨牡蛎湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、と きに熱感を伴うものの貧血、不眠症、精神不安、神経症に適すとされる」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く」ウンヌンは、「桂枝加竜骨牡蛎湯」です。
「柴胡加竜骨牡蛎湯 」は、「体力中等度以上」です。
そして、手引きには…、
「体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う高血圧の随伴症状(動悸 、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜なき、便秘に適す」
…とあります。
復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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