本問は、「医薬品」の「かぜ及びかぜ薬(総合感冒薬)」についての出題です。かぜについて、突っ込んだ出題がなされています。こういう記述まで出るようになったので、テキストを精読しておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「かぜは様々な症状が組み合わさって現れるため、様々な症状を緩和させるために多くの成分を含有する総合感冒薬を選択することが推奨される。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「様々な症状を緩和させるために多くの成分を含有する総合感冒薬を選択することが推奨される」のところです。
手引きには…、
「かぜであるからといって必ずしもかぜ薬(総合感冒薬)を選択するのが最適とは限らな い。」
「発熱、咳、鼻水など症状がはっきりしている場合には、症状を効果的に緩和させるため、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、鼻炎を緩和させる薬などを選択することが望ましい。」
「存在しない症状に 対する不要な成分が配合されていると、無意味に副作用のリスクを高めることとなる」
…とあります。
常識的に考えれば、わかる範囲ですが、念のため、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「かぜ薬は症状の緩和に加えて、原因となるウイルスの増殖抑制効果も期 待できる」ですが、誤った記述です。
ド定番の出題です。
間違っているのは、「原因となるウイルスの増殖抑制効果も期 待できる」のところです。
手引きには…、
「かぜ薬は、ウイ ルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去するものではなく、」
「咳で眠れなかったり、発熱で体力を消耗しそうなときなどに、それら諸症状の緩和を図る対症療法薬である」
…とあります。
キーワードの「対症療法薬」は、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「冷気や乾燥、アレルギーのような非感染性の要因は、かぜの原因とはなら ない。」ですが、誤った記述です。
ぜんぶ間違っています。
手引きには…、
「かぜの約8割はウイルス(ライノウイルス,コロナウイルス,アデノウイルスなど)の感染が 原因であるが、」
「それ以外に細菌の感染や、まれに冷気や乾燥、アレルギーのような非感染性の要 因による場合もある。」
…とあります。
こういう記述も、出題されるようになっています。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、ド定番キーワードの「かぜの約8割はウイルス」は、押えておきましょう。
選択肢dの「かぜはウイルス(ライノウイルス、コロナウイルスなど)の感染が原因で あり、細菌の感染は原因とはならない」ですが、誤った記述です。
これまた、全体的に違います。
先に見たように…、
「かぜの約8割はウイルス(ライノウイルス,コロナウイルス,アデノウイルスなど)の感染が 原因であるが、それ以外に細菌の感染もある」
…となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
繰り返しますが、キーワードの「かぜの約8割はウイルス」は、押えておきましょう。ガチ数字です。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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