本問は、「医薬品」の「胃腸鎮痛鎮痙薬に」についての問題です。基礎・基本事項ばかりです。難しいところはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ブチルスコポラミン臭化物は、服用した後は、乗物又は機械類の運転操 作を避ける必要がある。」ですが、正しい記述です。
「抗コリン成分」の「ブチルスコポラミン臭化物」の正しい記述です。
「適正使用」でもよく出ます。「スコポラミン臭化水素酸塩水和物・メチルオクタトロピン臭化物“以外の”抗コリン成分」に該当し、「運転操作しない」となっています。
「運転操作しない」を参考をば。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「パパベリン塩酸塩は、自律神経系を介した作用ではないが、眼圧を上昇 させる作用を示すことが知られている」ですが、正しい記述です。
「パパベリン塩酸塩」の正しい記述です。
手引きには…、
「抗コリン成分と異なり自律神経系を介した作用ではない」
…とあります。
他県では、「自律神経を“介して”作用する」などと出題されているので、チェックしておきましょう。
また、選択肢後半の「眼圧上昇」ですが、正しい記述で、「緑内障の診断を受けた人」は、「相談すること」となっています。ここもチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがある ため、6歳未満の小児への使用は避ける」ですが、正しい記述です。
「メトヘモグロビン血症」は、「アミノ安息香酸エチル」のド定番論点で、正しい記述です。
「適正使用」でも引っ張りだこです。「使用しない 小児」を一読をば。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「オキセサゼインは、局所麻酔作用により鎮痛効果を示すが、胃液分泌を 抑える作用はない」ですが、誤った記述です。
「オキセサゼイン」ですが、「胃液分泌を抑える作用もある」となっています。
んなもんで、「胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される」ものです。
こういう、目立った特徴のあるものは、本当によく出ます。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
当該オキセサゼインも、「適正使用」でも引っ張りだこです。「使用しない 小児」を一読をば。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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