56問‐関西広域連合 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
56問‐漢方処方製剤
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「漢方処方製剤は、用法用量において特に適用年齢に定めがない場合は、乳 児であっても月齢に関係なく使用できる。」ですが、誤った記述です。
基本の基本です。
たとえ、適用年齢の下限がなくても、漢方処方製剤は、原則的に「生後３ヶ月未満の乳児には使用しない」となっています。
数字は、常に狙われています。「医薬品の数字１０」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「漢方薬は、現代中国で利用されている中医学に基づく中薬とは、考え方等 が異なっている」ですが、正しい記述です。
日本の漢方処方製剤は、中国の中医学や、韓国の韓医学とは異なります。
テキストで確認しておきましょう。よく出ます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一 つの有効成分として独立したものという見方をすべきものである」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「漢方処方製剤は、患者の「証」に合わないものが選択された場合、副作用 を招きやすくなる。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：4
医薬品
令和3年度 関西 科目別
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医薬品
├22問：かぜ薬（総合感冒薬）
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├41問：漢方処方製剤（三黄瀉心湯） ）
├42問：外用痔疾用薬
├43問：漢方処方製剤（婦人薬）
├44問：鼻炎用内服薬‐胃酸過多
├45問：スプレー式鼻炎用点鼻
├46問：眼科用薬
├47問：スルファメトキサゾール含有の点眼薬
├48問：皮膚に用いる薬
├49問：創傷への対応
├50問：外皮用薬
├51問：毛髪用薬
├52問：歯槽膿漏薬
├53問：禁煙補助剤
├54問：生薬（滋養強壮保健薬）
├55問：滋養強壮保健薬
├56問：漢方処方製剤
├57問：漢方処方製剤（肥満症）
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