ビタミンB12は、「滋養強壮保健薬」の「主たる配合成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「ビタミンB12は、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な栄 養素である。」
「シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン塩酸塩等として、ビタミン主薬製剤、貧血用薬等に配合されている。」
…と、相なります。
ご存じのように、「ビタミンB12」は、「滋養強壮保健薬」の「主たる配合成分」として登場します。
市販薬には、「【指定第2類医薬品】パンビタンハイ 240錠 」などがあります。
当該成分は、滋養強壮保健薬でも問われますが、貧血用薬等でも問われる、ド頻出成分です。優先順位は「高い」です。
ビタミンB12は…、
① ビタミンB12は、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な栄養素であり、貧血用薬等に配合されている。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ビタミンB12は、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な栄養素であり、貧血用薬等に配合されている。」ですが、正しい記述です。
「赤血球の形成を助ける」ところは、暗記しておきましょう。貧血用薬でも、よく出る論点だからです。
よって、①は、「○」となります。
なお、貧血用薬の成分に「コバルト」があります。
「“コバル”ト」の「コバル」と、ビタミンB12の別名の「“コバラ”ミン」とを掛けて憶えるといいでしょう。
ビタミンB12は、別名「シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン」です。こっちで試験に出るケースもあります。
んで、くだらない憶え方ですが…、
「12時になれば、小腹も空くわな」とか…、
「12個も食って、小腹だと?!」的なフレーズで憶えます。
「12」は、言うまでもなく、「ビタミンB“12”」のところです。
「小腹が空いた」の「小腹」は、ご想像のとおり、「“コバラ”ミン」の「コバラ」に該当します。
食べることに執着する配偶者を思い浮かべると、しっくりすると思います。
参考:ビタミン成分の別名の語呂合わせ・憶え方‐ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【指定第2類医薬品】パンビタンハイ 240錠 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「滋養強壮保健薬」の「主たる配合成分」へのリンクです。
ナイアシン(ニコチン酸アミド、ニコチン酸)、パントテン酸カルシウム、ビオチン
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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