54問‐福岡県 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、医薬品副作用被害救済制度の対象についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

54問‐医薬品副作用被害救済制度の対象

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 救済制度の対象とならない医薬品は、以下のとおりです。

 要指導医薬品

 殺虫剤・殺鼠剤

 一般用検査薬

 殺菌消毒剤(人体に直接使用するものを除く)

 日局収載医薬品(精製水、ワセリン等)

 …となっています。

選択肢

 1の「一般用検査薬」は、先の解説にあるように、救済制度の対象外です。

 2の「日本薬局方収載のワセリン」は、先の解説にあるように、救済制度の対象外です。

 3の「人体に直接使用する殺菌消毒剤」ですが、これは、救済制度の対象となっています。

 先の解説で述べたように、「殺菌消毒剤(人体に直接使用するものを除く)」は、「救済制度の対象とならない医薬品」でした。

 言い換えれば、「人体に直接使用しない殺菌消毒剤」が、支給対象外なわけです。

 んなもんで、その「逆」となる「人体に直接使用する殺菌消毒剤」は、支給対象となるわけです。

 4の「殺虫剤」は、先の解説にあるように、救済制度の対象外です。

 5の「日本薬局方収載の精製水」は、先の解説にあるように、救済制度の対象外です。

答え

 「支給対象となる」のは、「3」と相なります。

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 41問:一般用医薬品の添付文書・・・「ふつう」。

 42問:添付文書1・・・「ふつう」。

 43問:添付文書2・・・「ふつう」。

 44問:製品表示の記載内容・・・「ふつう」。

 45問:保管及び取扱い・・・「ふつう」。

 46問:標識的マーク・・・「ふつう」。

 47問:してはいけないこと・・・「ふつう」。

 48問:安全対策・・・「ふつう」。

 49問:使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。

 50問:相談すること 緑内障・・・「難」。

 51問:安全対策・・・「ふつう」。

 52問:医薬品副作用被害救済制度・・・「ふつう」。

 53問:副作用被害救済制度の給付の種類・・・「ふつう」。

 54問:医薬品副作用被害救済制度の対象・・・「ふつう」。

 55問:安全性情報報告制度1・・・「ふつう」。

 56問:安全性情報報告制度2・・・「ふつう」。

 57問:製造販売業者による副作用の報告制度・・・「難」。

 58問:医薬品の安全性情報・・・「ふつう」。

 59問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。

 60問:適正使用及びその啓発活動・・・「ふつう」。

H30 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・H30 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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