42問‐福岡県 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、添付文書についての問題です。あまりでない添付文書の「構成」についての問題です。軽いひっかけ問題なので、解けなくても仕方がないです。

42問‐添付文書1

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 添付文書には、以下の事柄が掲載されています。

 ①改訂年月

 ②添付文書の必読及び保管に関する事項

 ③販売名、薬効名及びリスク区分

 ④製品の特徴

 ⑤使用上の注意

 ⑥効能又は効果

 ⑦用法及び用量

 ⑧成分及び分量

 ⑨病気の予防・症状の改善につながる事項(いわゆる「養生訓」)

 ⑩保管及び取扱い上の注意

 ⑪消費者相談窓口

 ⑫製造販売業者の名称及び所在地

 全部をガチ暗記する必要はありません。

 が、余裕があるなら、テキストを精読して、構成項目をざっと押えておきましょう。

解説:1

 1の「消費者庁の相談窓口」ですが、先の解説に出てこないので、添付文書の構成項目ではありません。

 本問は、「ひっかけ」問題です。

 添付文書に記載されるのは、「⑪消費者相談窓口」です。

 しかし、本問は、「消費者“庁”の相談窓口」となっています。

 実に、いやらしい出題と思います。

 こうした次第で、選択肢の「1」は、「誤」と相なります。

解説:2

 2の「販売名」は、先の解説に出てくるので、添付文書の構成項目です。

 こうした次第で、選択肢の「2」は、「正」と相なります。

解説:3

 3の「リスク区分」は、先の解説に出てくるので、添付文書の構成項目です。

 こうした次第で、選択肢の「3」は、「正」と相なります。

解説:4

 4の「成分及び分量」は、先の解説に出てくるので、添付文書の構成項目です。

 こうした次第で、選択肢の「4」は、「正」と相なります。

解説:5

 5の「保管及び取扱い上の注意」ですが、先の解説に出てくるので、添付文書の構成項目です。

 こうした次第で、選択肢の「5」は、「正」と相なります。

答え

 「1」は「誤」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 「5」は「正」です。

 「誤っているもの」は、「1」と相なります。

 正解:1

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適正使用

 41問:一般用医薬品の添付文書・・・「ふつう」。

 42問:添付文書1・・・「ふつう」。

 43問:添付文書2・・・「ふつう」。

 44問:製品表示の記載内容・・・「ふつう」。

 45問:保管及び取扱い・・・「ふつう」。

 46問:標識的マーク・・・「ふつう」。

 47問:してはいけないこと・・・「ふつう」。

 48問:安全対策・・・「ふつう」。

 49問:使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。

 50問:相談すること 緑内障・・・「難」。

 51問:安全対策・・・「ふつう」。

 52問:医薬品副作用被害救済制度・・・「ふつう」。

 53問:副作用被害救済制度の給付の種類・・・「ふつう」。

 54問:医薬品副作用被害救済制度の対象・・・「ふつう」。

 55問:安全性情報報告制度1・・・「ふつう」。

 56問:安全性情報報告制度2・・・「ふつう」。

 57問:製造販売業者による副作用の報告制度・・・「難」。

 58問:医薬品の安全性情報・・・「ふつう」。

 59問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。

 60問:適正使用及びその啓発活動・・・「ふつう」。

H30 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・H30 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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