本問は、「相談すること」の「緑内障」についての問題です。かなり限定されているので、難しい問題です。おおむね「相談すること」の問題は難しいので、解けなくても仕方のない問題といえます。余裕のある人は、やっておくといいですが、そうでないなら、「捨て問」です。
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本問の難易度は、「難」です。
問題文の言うように、「相談すること」欄に、「次の診断を受けた人」のところに、「緑内障」と記載されるものですが、これは、「抗めまい成分」と「抗コリン成分」のものが該当します。
「1」の「ジフェニドール塩酸塩」は、「抗めまい成分」です。
参考:ジフェニドール塩酸塩
「眼圧上昇」の副作用があるので、「緑内障」の人は、「相談すること」となっています。
「2」の「パパベリン塩酸塩」ですが、これは、「抗コリン成分」とは異なるものの、「眼圧上昇」の副作用があります。
参考:パパベリン塩酸塩
「眼圧上昇」の副作用があるので、「緑内障」の人は、「相談すること」となっています。
3の「スコポラミン臭化水素酸塩水和物」は、「抗コリン成分」です。
「眼圧上昇」の副作用があるので、「緑内障」の人は、「相談すること」となっています。
参考:スコポラミン臭化水素酸塩
4の「ロートエキス」は、は、「抗コリン成分」です。
参考:ロートエキス
「眼圧上昇」の副作用があるので、「緑内障」の人は、「相談すること」となっています。
こんな次第で、上記4つは、眼圧上昇の副作用があるので、「緑内障」の人は、「相談すること」となっています。
最後に、5の「メチルエフェドリン塩酸塩」ですが、これは、「アドレナリン作動成分」です。
「乳汁中に移行する可能性」があるので、「授乳中」の人は、「相談すること」になっています。
よって、「5」が誤りとなります。
参考:メチルエフェドリン塩酸塩
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「誤」です。
「誤っているもの」は、「5」と相なります。
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
41問:一般用医薬品の添付文書・・・「ふつう」。
42問:添付文書1・・・「ふつう」。
43問:添付文書2・・・「ふつう」。
44問:製品表示の記載内容・・・「ふつう」。
45問:保管及び取扱い・・・「ふつう」。
46問:標識的マーク・・・「ふつう」。
47問:してはいけないこと・・・「ふつう」。
48問:安全対策・・・「ふつう」。
49問:使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。
50問:相談すること 緑内障・・・「難」。
51問:安全対策・・・「ふつう」。
52問:医薬品副作用被害救済制度・・・「ふつう」。
53問:副作用被害救済制度の給付の種類・・・「ふつう」。
54問:医薬品副作用被害救済制度の対象・・・「ふつう」。
55問:安全性情報報告制度1・・・「ふつう」。
56問:安全性情報報告制度2・・・「ふつう」。
57問:製造販売業者による副作用の報告制度・・・「難」。
58問:医薬品の安全性情報・・・「ふつう」。
59問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。
60問:適正使用及びその啓発活動・・・「ふつう」。
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