本問は、適正使用及びその啓発活動についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。まあ、テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
アの「薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によるものばかりでなく、一般用医薬品によっても生じ得る。」ですが、正しい記述です。
たとえば、一般用医薬品にも配合されている麻薬性鎮咳成分の「コデインリン酸塩」や「ジヒドロコデインリン酸塩」は、依存性があり、注意喚起がなされています。
よって、選択肢の「ア」は、「正」と相なります。
イの「登録販売者は、一般用医薬品の販売等に従事する専門家として、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用のための啓発活動に積極的に参加、協力することが期待されている。」ですが、正しい記述です。
常識的に考えれば、判別できるはずです。
よって、選択肢の「イ」は、「正」と相なります。
ウの「薬物乱用防止に関する啓発は、小中学生に対して行うと、かえって違法薬物に対する好奇心を刺激することになるため、高校生以上から行うこととされている。」ですが、誤った記述です。
小中学生から、啓発することになっています。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢の「ウ」は、「誤」と相なります。
エの「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱用防止を一層推進するため、毎年6月20日から7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及 運動が実施されている。」ですが、正しい記述です。
ダ・メ・ゼ・ッ・タ・イの「6文字」で「6月実施」と憶えるとよいでしょう。
また、啓発活動には、「薬と健康の週間」が「10月」に、1週間、行なわれます。
け・ん・こ・う・の・し・ゅ・う・か・んの「10文字」で「10月実施」と憶えるとよいでしょう。
よって、選択肢の「エ」は、「正」と相なります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、「2」と相なります。
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
41問:一般用医薬品の添付文書・・・「ふつう」。
42問:添付文書1・・・「ふつう」。
43問:添付文書2・・・「ふつう」。
44問:製品表示の記載内容・・・「ふつう」。
45問:保管及び取扱い・・・「ふつう」。
46問:標識的マーク・・・「ふつう」。
47問:してはいけないこと・・・「ふつう」。
48問:安全対策・・・「ふつう」。
49問:使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。
50問:相談すること 緑内障・・・「難」。
51問:安全対策・・・「ふつう」。
52問:医薬品副作用被害救済制度・・・「ふつう」。
53問:副作用被害救済制度の給付の種類・・・「ふつう」。
54問:医薬品副作用被害救済制度の対象・・・「ふつう」。
55問:安全性情報報告制度1・・・「ふつう」。
56問:安全性情報報告制度2・・・「ふつう」。
57問:製造販売業者による副作用の報告制度・・・「難」。
58問:医薬品の安全性情報・・・「ふつう」。
59問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。
60問:適正使用及びその啓発活動・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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