45問‐令和4年度の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　第45問は、「宅地建物取引業法第37条」を問う問題です。宅建業法は、３５条か３７条がほとんどです。どれも、基礎・基本的なものです。出るところだけ、ピンポイントでやっておいてください。

45問‐宅地建物取引業法第37条

　

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難易度・優先順位ひとこと

　本問のレベルは「ふつう」です。

　落とせない問題です。ゼッタイに取りましょう！

　本問の答えは、「こちら（数字のみ）」です。

解説

　37条書面の問題です。おおむね、契約関係・契約履行関係の規定です。

　テキストを精読しておきましょう。

選択肢1

　選択肢１の「宅地建物取引業者は、専有部分の用途その他の利用の制限に関する規約において、 ペットの飼育が禁止されているときは、その旨を37条書面に記載しなければならない。」ですが、誤った記述です。

　設問の言う「ペットの飼育が禁止」ウンヌンは、３７条書面の対象外です。

　こういう、不動産の使用関係・内容関係は、３５条です。

　テキストで確認しておきましょう。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

　選択肢２の「宅地建物取引業者は、契約の解除に関する定めがあるときは、その内容を37条書面 に記載しなければならない。」ですが、正しい記述です。

　「契約の解除に関する定め」ですが、37条書面の対象となっています。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

　選択肢３の「宅地建物取引業者は、代金についての金銭の貸借のあっせんに関する定めがある場 合、当該あっせんに係る金銭の貸借が成立しないときの措置を37条書面に記載しなけ ればならない」ですが、正しい記述です。

　「金銭の貸借のあっせんに関する定め」は、37条書面の対象となっています。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

　選択肢４の「宅地建物取引業者は、天災その他不可抗力による損害の負担に関する定めがあると きは、その内容を37条書面に記載しなければならない」ですが、正しい記述です。

　「天災その他不可抗力による損害の負担」は、つまり、危険負担は、37条書面の対象となっています。

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「1」は「誤」です。

　「2」は「正」です。

　「3」は「正」です。

　「4」は「正」です。

　本問は、「誤ったものはどれか？」ですので…

　正解：1

　…と相なります。

　>>> 次の問題へ。

参考リンク

　類似問題あります。テーマ別の問題演習は…、

　管理業務主任者 その他の法一覧

　…を、活用ください。


独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

　テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、

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