第44問は、「賃貸住宅管理業法」の問題です。テキストにも詳しくは載ってない法令の出題で、手を焼きます。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「やや難」です。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
選択肢のうち「ア」は、何とか解けますが、残りは、知ってないとどうにもならないです。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
「ア」ですが、ここには、「賃貸住宅」が入ります。
問題文には、「“賃貸住宅”管理業法」とありますし、問題文中にも「賃貸」の文字があるので、ここからも、判断できるかと思います。
この時点で、「2」と「3」が消去できます。
「イ」ですが、ここには、「登録制度」が入ります。
他の免許・申請・認可でも、意味は通じるので、知ってないとどうにも解けないです。
「ウ」ですが、ここには、「特定賃貸借契約」が入ります。
ここも、知ってないと解けないです。
もう片方の「建物賃貸借契約」でも、意味は通じるので、難しいです。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックだけはしておきましょう。
第1条の全文を挙げておくと…、
「この法律は、社会経済情勢の変化に伴い国民の生活の基盤としての賃貸住宅の役割の重要性が増大していることに鑑み、」
「賃貸住宅の入居者の居住の安定の確保及び賃貸住宅の賃貸に係る事業の公正かつ円滑な実施を図るため、賃貸住宅管理業を営む者に係る登録制度を設け、」
「その業務の適正な運営を確保するとともに、特定賃貸借契約の適正化のための措置等を講ずることにより、」
「良好な居住環境を備えた賃貸住宅の安定的な確保を図り、もって国民生活の安定向上及び国民経済の発展に寄与することを目的とする。」
…です。
「ア」は「賃貸住宅」です。
「イ」は「登録制度」です。
「ウ」は「特定賃貸借契約」です。
正解:1
…と相なります。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は…、
…を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
民法が苦手で苦手で仕方のない人は、読書で凌ぎます。
お勧めの入門本は、「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」と「民法はおもしろい
」です。
苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
時間があるなら、いっそのこと、簿記3級で勉強します。100%取れるようになります。簿記3級は、2週間あればマスターできます。
独学向けの教材は、テキストと問題集が一緒になった「スッキリわかる 日商簿記3級」で勉強すれば、まず間違いなく「1点」取れるようになります。
また、公式の過去問は、PDFで配布されています。過去問演習は、「タブレット」が便利です。もってない人は、受験を機に、アマゾンの「Fire HD」を推奨します。最優秀のコスパです。
管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。
★みんなとシェアする