44問‐令和4年度の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第44問は、「賃貸住宅管理業法」の問題です。テキストにも詳しくは載ってない法令の出題で、手を焼きます。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。

44問‐賃貸住宅管理業法

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「やや難」です。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

解説

 選択肢のうち「ア」は、何とか解けますが、残りは、知ってないとどうにもならないです。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。

 「ア」ですが、ここには、「賃貸住宅」が入ります。

 問題文には、「“賃貸住宅”管理業法」とありますし、問題文中にも「賃貸」の文字があるので、ここからも、判断できるかと思います。

 この時点で、「2」と「3」が消去できます。

 「イ」ですが、ここには、「登録制度」が入ります。

  他の免許・申請・認可でも、意味は通じるので、知ってないとどうにも解けないです。

 「ウ」ですが、ここには、「特定賃貸借契約」が入ります。

 ここも、知ってないと解けないです。

 もう片方の「建物賃貸借契約」でも、意味は通じるので、難しいです。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックだけはしておきましょう。

補足

 第1条の全文を挙げておくと…、

 「この法律は、社会経済情勢の変化に伴い国民の生活の基盤としての賃貸住宅の役割の重要性が増大していることに鑑み、」

 「賃貸住宅の入居者の居住の安定の確保及び賃貸住宅の賃貸に係る事業の公正かつ円滑な実施を図るため、賃貸住宅管理業を営む者に係る登録制度を設け、」

 「その業務の適正な運営を確保するとともに、特定賃貸借契約の適正化のための措置等を講ずることにより、」

 「良好な居住環境を備えた賃貸住宅の安定的な確保を図り、もって国民生活の安定向上及び国民経済の発展に寄与することを目的とする。」

 …です。

答え

 「ア」は「賃貸住宅」です。

 「イ」は「登録制度」です。

 「ウ」は「特定賃貸借契約」です。

 正解:1

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。

参考リンク

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は…、

 管理業務主任者 その他の法一覧

 …を、活用ください。


独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、

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