26問‐令和4年度の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和4年度(2022年度)管理業務主任者:第26問は、管業業法の「長期修繕計画作成ガイドライン2」の問題です。推測と類推を駆使して解く問題です。今後も、本問のような、暗記だけでは解けない問題も出そうなので、出題形式に慣れておきましょう。あと、テキストで復習だけはしておきましょう。

26問‐長期修繕計画作成ガイドライン2

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「ふつう」です。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

解説

 穴埋め問題です。

 「第3章 長期修繕計画の作成の方法」の「第1節 長期修繕計画の作成の方法」からの出題です。

 到底、ここまで、暗記できないので、括弧の前後から類推・推測していきましょう。

 アですが、「修繕周期」が入ります。

 括弧の前後を見ると、「修繕工事」の内容について、書かれていることがわかります。

 もう片方の「推定修繕施工者」ですが、修繕工事の細目が固まっていないのに、業者の選定をするのは、おかしいなーと判断できるかと思います。

 こうした次第で、「推定修繕施工者」が消去できるので、残る「修繕周期」が正しいと相なります。

 イですが、「修繕積立金の額」が入ります。

 括弧の前には、「ⅳ 推定修繕工事費」や「ⅴ 収支計画」といった、お金に関するものが挙げられています。

 んで、括弧の後ろの、文章の最後らへんにある「計画の内容及び修繕積立金額の設定等」と言う文言にも注目します。

 この辺りから、「修繕積立金の額」が選べるかと思います。

 もう片方の「見直し期間」ですが、これでも意味は通じますが、ニュアンス的に弱いかなーと思われます。

 ウですが、「区分所有者間」が入ります。

 括弧の前には、「計画の内容及び修繕積立金額の設定等」とあります。

 お金に関することなので、もう片方の「理事会」で決められるものではないなーと推測できるかと思います。

答え

 正解:1

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「建築・設備系の過去問リスト」を、活用ください。

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、

 過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。

 予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。

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管理業務主任者のこまごましたもの

 管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。

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