第33問は、おなじみ「標準管理規約‐専有部分にある設備の管理」の問題です。よく出る論点なので、テキストを精読しておけば、何とか取れたかと思います。「いくつあるか?」の問題ですが、落ち着いて解答してみてください。間違えた人は、復習だけはしておきましょう。
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本問のレベルは「ふつう」です。
別段、複雑な指示はないので、ふつうに解けばいいのです。
なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
選択肢アの「そもそも、専有部分に係る配管の取替えに要する費用については、各区分所有者 が実費に応じて負担するのが原則です。」ですが、正しい記述です。
「第21条関係」のコメント⑦には…、
「配管の取替え等に要する費用 のうち専有部分に係るものについては、各区分所有者が実費に応じて負担 すべきものである。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「ただし、専有部分に係る配管のうち共用部分と構造上一体となった部分の管理を 共用部分の管理と一体として行う必要があるときは、専有部分に係る配管を含めて 管理組合が管理を行うことができます。」ですが、正しい記述です。
知識問題です。
第21条(敷地及び共用部分等の管理)の第2項には…、
「専有部分である設備のうち共用部分と構造上一体となった部分の管理を 共用部分の管理と一体として行う必要があるときは、管理組合がこれを行 うことができる」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「その場合には、あらかじめ長期修繕計画において専有部分の配管の取替えについ ても記載することで、共用部分と一体的な専有部分の配管の取替工事も行うことが できます。」ですが、正しい記述です。
「第21条関係」のコメント⑦には…、
「共用部分の配管の取替えと専有部分の配管の取替えを同時に行うことにより、専有部分の配管の取替えを単独で行うよりも費用が軽減される場合には、これらについて一体的に工事を行うことも 考えられる。」
「その場合には、あらかじめ長期修繕計画において専有部分の 配管の取替えについて記載し、その工事費用を修繕積立金から拠出するこ とについて規約に規定するとともに、先行して工事を行った区分所有者へ の補償の有無等についても十分留意することが必要である」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢エの「そして、その工事費用を修繕積立金から拠出することについて規約に規定するこ とで、修繕積立金を取り崩して専有部分の工事費用に充てることができます。」ですが、正しい記述です。
「第21条関係」のコメント⑦には…、
「その場合には、あらかじめ長期修繕計画において専有部分の 配管の取替えについて記載し、その工事費用を修繕積立金から拠出するこ とについて規約に規定するとともに、先行して工事を行った区分所有者へ の補償の有無等についても十分留意することが必要である」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「正」です。
本問は、「不適切なものはいくつあるか?」ですので…
正解:4
…と相なります。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「管業「区分所有法」の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
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