第6問は、「標管契約書‐事務管理業務」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(記号のみ)」です。
定番論点です。
なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢1の「マンション管理業者は、年に一度、管理組合の組合員の管理費等の滞納状況を、当 該管理組合に報告する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「年に一度」のところです。
正しくは、「毎月」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「マンション管理業者は、長期修繕計画案の作成業務及び建物・設備の劣化状況等を 把握するための調査・診断を実施し、その結果に基づき行う当該計画の見直し業務を 実施する場合は、本契約の一部として追加・変更することで対応する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「本契約の一部として追加・変更することで対応する」のところです。
正しくは、「本契約とは別個の契約とする」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「マンション管理業者は、管理組合の要求に基づいて、自己の名をもって総会議事録を作成し、組合員等に交付する。」ですが、誤った記述です。
マンション管理業者は、「総会支援業務」にて、「総会議事録“案”の作成」は、作成が可能です。
しかし、選択肢の言う「管理組合の要求に基づいて、自己の名をもって総会議事録を作成し、組合員等に交付」ウンヌンについては、「マンション標準管理委託契約書」に記載されていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「マンション管理業者は、管理対象部分に係る各種の点検、検査等の結果を管理組合 に報告するとともに、改善等の必要がある事項については、具体的な方策を当該管理 組合に助言する」ですが、正しい記述です。
「マンション標準管理委託契約書」の「(3) その他」にある規定です。
挙げると…、
「① 各種点検、検査等に基づく助言等」
「管理対象部分に係る各種の点検、検査等の結果 を甲に報告すると共に、改善等の必要がある事項 については、文書をもって、具体的な方策を甲に助言する。」
…とあります。
よく出る規定なので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
本問は、「正しいものはどれか?」ですので…
正解:4
…と相なります。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「管業「民法」の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
民法が苦手で苦手で仕方のない人は、読書で凌ぎます。
お勧めの入門本は、「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」と「民法はおもしろい」です。
苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
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管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。
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