登録販売者 人体の数字2

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者試験の「人体」で出てくる『数字』の整理とまとめ。出先での勉強や、追い込み時のチェックなどに活用ください。

ひとことコメント

 「人体の働きと医薬品」のうち「人体」に出てくる『数字』のうちド頻出なのが「白血球(好中球、リンパ球、単球)」です。

 全国どこでも、本当によく出ているので、これだけは、必ず、押えておきましょう。

インデックス

【チェック】血漿

 まず、「血漿」に数字が出ています。

 手引きでは、「90%以上が水分からなり、アルブミン、グロブリン等のタンパク質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。」と、表記されています。

 当該血漿の論点ですが、ほかに重要な論点があるので、ほとんど、数字が問われたことがありません。

 しかし、頭の腐った出題者だと、機械的に問う可能性があります。「水分90%」の数字は、チェックしておきましょう。

【チェック】赤血球

 「② 血球(赤血球、白血球、血小板)」の【赤血球】のところに、数字が出ています。

 手引きには、「中央部がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約40%を占め、赤い血色素(ヘモグロビン)を含む。」とあります。

 試験問題にしやすいところなので、押えておきましょう。

【ド頻出】白血球

 先も述べたように、「人体」の数字でド頻出なのが、「白血球」です。

 とにかく、数字が問われるので、ガチで押えましょう。ここだけで、「1点」くらいの価値があります。

 まずもって、「好中球」ですが、手引きでは…、

 「好中球は、最も数が多く、白血球の約60%を占めている。」

 「血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。」

 …と、表記されています。

 次に、「リンパ球」ですが、「リンパ球、白血球の約1/3を占め、血液のほかリンパ液にも分布して循環している。」と、表記されています。

 最後の「単球」ですが、「単球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。」と、表記されています。

 憶え方があります。

 「登録販売者の「人体の働きと医薬品(人体)」の白血球の憶え方とまとめ」を、一読願います。

 なお、当該白血球は、先の数字以外の記述も、実によく問われているので、テキストをシッカリ読み込んでおきましょう。

【チェック】腎臓

 「腎臓」ですが、手引きには、「腎臓には、心臓から拍出される血液の1/5~1/4が流れている。」と、表記されています。

 選択肢の1つとして、ストレートに(そのままで)、問われたことがあります。

 念のため、押さえておくべきかと思います。

 参考:奈良県 R4 第27問

 「腎臓」が「じんぞう」で4文字なので、「1/“4”」と憶え、「腎臓血(じんぞうち)」の5文字で、「1/“5”」を憶えるのも一手です。

【チェック】眼筋

 感覚器官の「目」の「眼筋」に数字があります。

 手引きには、「眼球を上下左右斜めの各方向に向けるため、6本の眼筋が眼球側面の強膜につながっている」とあります。

 「目」には、数字がこのくらいしかないので、狙われやすいところです。

 そのまんまですが、「眼筋は、6本」と憶えましょう。

 出題実績あります。「福岡 R2 第26問」の選択肢ウを、参考にしてください。

【チェック】鼓室(耳‐中耳)

 「耳」の「中耳」のところに、数字があります。

 「鼓室の内部では、互いに連結した微細な3つの耳小骨が鼓膜の振動を増幅して、内耳へ伝導する。」です。

 「3つの」のところが、「2つの」とか「4つの」とかに変えられそうなので、チェックだけはしておきましょう。

 なお、「愛知県 R4 午後第8問」で、出題されています。

【チェック】脳

 「脳」の数字も、ときおり出題されます。

 手引きには、「脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%酸素の消費量は全身の約20%ブドウ糖の消費量は全身の約25%と多い。」と、表記されています。

 かつては、ド定番の数字ですが、最近では、影を潜めています。

 しかし、思い出したように、出題されるところでもあります。

 憶え方あります。

 「「人体」の血液の循環量15%、酸素の消費量20%、ブドウ糖の消費量約25%の憶え方」を、参考にして、憶えてしまいましょう。

人体の数字まとめ

 「人体」の数字ですが、兎にも角にも、「白血球」の「好中球・リンパ球・単球」の数字が頻出です。

 これだけは、絶対に押えておきましょう。

 そして、器官の数字ですが、細かいですが、最近でよく問われるようになってきているので、テキストの精読時には、注意して読んでいってください。

他の数字

 登録販売者の『数字』ですが、以下のページも参考にしてみてください。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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