午後第8問‐愛知県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「鼻・耳」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後第8問‐鼻・耳

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「鼻腔上部の粘膜にある特殊な神経細胞(嗅細胞)を、においの元となる物質の分子(にお い分子)が刺激すると、その刺激が脳の嗅覚中枢へ伝えられる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 総論部分も忘れず、精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「鼻中隔の前部は、毛細血管が豊富に分布していることに加えて粘膜が薄いため、傷つきや すく鼻出血を起こしやすい」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「鼓室の内部では、独立した微細な6つの耳小骨が鼓膜の振動を増幅して、外耳へ伝導する。」ですが、誤った記述です。

 配偶者のように、2つも間違いがあります。

 間違っているのは、「6つの耳小骨」と「外耳」のところです。

 正しくは、「3つの耳小骨」と「内耳」です。

 数字は、常に狙われています。「人体の数字2」を一読をば。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「内耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなり、両方とも内 部はリンパ液で満たされている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 他県では、本当によく「蝸牛」と「前庭」とが入れ替えられて出題されます。

 たとえば、「聴覚器官である“前庭”と、平衡器官である“蝸牛”」といった感じです。正確に押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「正」です。

 「誤っているもの」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:消化酵素 たんぱく質

 午後3問:胆嚢・肝臓

 午後4問:呼吸器系

 午後5問:循環器系

 午後6問:泌尿器系

 午後7問:目の充血

 午後8問:鼻・耳

 午後9問:外皮系・骨格系・筋組織

 午後10問:脳や神経系の働き

 午後11問:薬の吸収

 午後12問:薬の代謝、排泄

 午後13問:薬の体内での働き

 午後14問:剤形と使用方法

 午後15問:皮膚粘膜眼症候群

 午後16問:医薬品の副作用

 午後17問:精神神経系に現れる副作用

 午後18問:消化器系に現れる副作用

 午後19問:泌尿器系・呼吸器系に現れる副作用

 午後20問:皮膚に現れる副作用

令和4年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和4年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする