登録販売者の「医薬品」の「第1節‐精神神経作用薬」の「かぜ」に登場する「漢方処方製剤」の体力規定(虚実)・構成生薬・まれ重篤副作用の語呂合わせの解説ページ。
「かぜ」の漢方処方製剤ですが、最も「1点」に近い論点です。
「かぜ薬」が実によく出る論点のため、応じて、漢方の方も、出題される傾向です。
最優先して、押えておきましょう。以下の語呂は、すべて押さえておいて、損はないです。
なお、チェックや再記憶に有用な「逆引き」版もあります。
「【上級者】かぜ 語呂 逆引き」も、活用してください。
「かぜ」の「体力規定(虚実)」の語呂合わせをまとめて、解説を付与しています。
「かぜ」で「体力充実」なのは、「麻黄湯」のみ。
他の漢方処方製剤ともども、「大きなマーボーで体力充実」で憶える。
ちなみに、他の「体力充実」は、第14節の「漢方処方製剤・生薬製剤」の「大柴胡湯」と「防風通聖散」。
「かぜ」で「体力中等度以上」は、「葛根湯」だけ。
語呂は、「上とんかつ」。
「かぜ」で「体力中等度以下」は、「麦門冬湯」だけ。
語呂は、「門の下」。
なお、「麦門冬湯」は、「呼吸器官に作用する薬」の「鎮咳去痰」の漢方でもある。
虚実は、同じ「体力中等度以下」なので、併せて憶える。
「かぜ」で「体力中等度」なのは、「小柴胡湯」と、「半夏厚朴湯」の2つ。
語呂は、「中くらいの骨董木刀」。
なお、「半夏厚朴湯」は、「呼吸器官に作用する薬」の「鎮咳去痰」の漢方でもある。
虚実は、同じ「体力中等度」なので、併せて憶える。
「かぜ」で「体力虚弱」なのは、「桂枝湯」と「香蘇散」の2つ。
語呂は、「虚言で控訴された刑事」。
「体力中等度またはやや虚弱」は、漢方処方製剤全体で、「3つ」しかないので、ピンポイントで覚える。
残る「体力中等度またはやや虚弱」は、「婦人薬」の「五積散」。
「かぜ」の「構成生薬」の語呂合わせをまとめて、解説を付与しています。
「かぜ」のマオウ入りの漢方処方製剤は、「葛根湯」と「麻黄湯」と「小青竜湯」。
語呂は、「魔王は青いのかっ?黄色いのかっ?」で憶える。
「かぜ」の「半夏厚朴湯」と、「鎮痛」の「呉茱萸湯」は、カンゾウ・マオウ・ダイオウが入っていない。
語呂は、「ご飯なし」で憶える。
本試験では、漢方処方製剤のカンゾウの有無がよく問われる。
第1節の「精神神経に作用する薬」の漢方処方製剤は、その大半に、カンゾウが配合されている。
よって、「逆算」として、「カンゾウなし」のものを憶えることで、「カンゾウ入り」をマスターする。
「カンゾウがない」のは、先に挙げた「ご飯なし」である。
次に、「ダイオウのみ」なのは、「柴胡加竜骨牡蛎湯」である。
当該「柴胡加竜骨牡蛎湯」は、「鎮静」と「疳の薬」である。
参考:鎮静‐柴胡加竜骨牡蛎湯
参考:疳の薬‐柴胡加竜骨牡蛎湯
「ダイオウのみ」の語呂は、「大きなサイの骨」で憶える。
さて、「カンゾウ入り」だが、「ご飯なし」と「大きなサイの骨」の語呂を憶え、この語呂に“入っていないもの”が「カンゾウ入り」と逆算する。
「かぜ」の「まれ重篤副作用」の語呂合わせをまとめて、解説を付与しています。
「かぜ」の「肝機能障害・偽アルドステロン症」の「2つ」の組み合わせは、「葛根湯」。
語呂は、「上とんかつの偽物に歓喜」くらいに憶える。
「かぜ」にて、まれ重篤副作用が「肝機能障害・間質性肺炎」なのは、「小柴胡湯」と「柴胡桂枝湯」、「麦門冬湯」。
語呂は、「最後の刑事がバカモンとカンカン。」
「かぜ」の「小柴胡湯」と、「柴胡桂枝湯」には、固有のまれ重篤副作用として、「膀胱炎様症状」が生じる。
「鎮咳去痰」の「柴朴湯」も、同様に、「膀胱炎様症状」が生じる。
語呂は、「再々、再度の膀胱炎」。
ある程度、語呂合わせが頭に入った人向けに、「逆引き」のページを作成しました。
チェックや再記憶に有効です。
「かぜ 語呂合わせ 逆引き」を、活用してください。
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