本問は、「人体」の「呼吸器系・消化器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本事項ばかりです。難しいところはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「間質性肺炎は、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳 (痰 の出ない咳 )の症状を主に呈するが、必ずし も発熱は伴わない。」ですが、正しい記述です。
「間質性肺炎」の正しい記述です。
キーワードの「空咳」や「発熱は伴わない」で判断しましょう。
よく出る副作用です。徹底してテキストを精読しておきましょう。
参考:
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「排尿困難や尿閉の症状は、多くの場合、原因となる医薬品の使用を中止するだけでは改善しない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「改善しない」のところです。
手引きには…、
「上記のような症状が現れたときには、原因と考えられる医薬品の使用を中止する。多くの 場合、原因となる医薬品の使用を中止することにより症状は速やかに改善するが、医療機関 における処置を必要とする場合もある」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「腎障害では、尿量の減少、ほとんど尿が出ないという症状のほかに、一時的に尿が増えるという症状が 現れることがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「尿量の減少、ほとんど尿が出 ない、逆に一時的に尿が増える、むくみ(浮腫)、倦 怠感、発疹 、吐きけ・嘔 吐、発熱、尿が 濁る・赤みを帯びる(血尿)等の症状が現れたときは、原因と考えられる医薬品の使用を中 止して、速やかに医師の診療を受ける必要がある」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「喘息は、合併症の有無にかかわらず、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失しても症状は寛解 しない。」ですが、誤った記述です。
全体的に間違ってます。
手引きには…、
「合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛 解する。軽症例は半日程度で回復するが、重症例は24時間以上持続し、窒息による意識消 失から死に至る危険もある。そのような場合には、直ちに救命救急処置が可能な医療機関を 受診しなければならない。」
…とあります。
数字のところも出ているので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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