登録販売者 東京都 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第28問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「鼻及び耳」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

東京都 第28問‐鼻及び耳

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「副鼻腔 は、線毛を有し粘液を分泌する細胞でできた粘膜で覆われている。」ですが、正しい記述です。

 「副鼻腔」の正しい記述です。

 参考:検索:副鼻腔

 よく出るようになっています。テキストの絵図でも、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「鼻中隔の前部は、毛細血管が豊富に分布していることに加えて粘膜が薄いため、傷つきやすく鼻出血を 起こしやすい。」ですが、正しい記述です。

 「鼻中隔」の正しい記述です。

 これも、出るようになってます。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔 からウイルスや細菌が侵入し感染が 起こりやすい。」ですが、正しい記述です。

 よく出る記述です!!!

 「子供・・・耳管が太く短い。水平。」は、ガチで押えておきましょう。ですから、耳鼻科では子供連れの人が多いわけですよ。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「蝸 牛は、渦巻き形をした平衡器官で、内部はリンパ液で満たされており、リンパ液の動きが平衡感覚と して感知される。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「平衡器官」のところです。

 蝸牛は、聴覚器官です。

 手引きには…、

 「蝸 牛は渦巻き形をした器官で、内部はリンパ液で満たされ、中耳の耳小骨から伝わる振動 がリンパ液を震わせ、その振動が聴細胞の小突起(感覚毛)を揺らして、聴神経が刺激され る。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、「平衡器官」は、前庭ですね。

 手引きには…、

 「前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知 する部分(半規管)に分けられる。蝸 牛と同様、内部はリンパ液で満たされており、リンパ 液の動きが平衡感覚として感知される。」

 …とあります。

 併せて、押えておきましょう。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:肝臓と胆嚢

 23問:呼吸器系

 24問:循環器系

 25問:血液及びリンパ系

 26問:泌尿器系

 27問:目

 28問:鼻及び耳

 29問:外皮系

 30問:骨格系及び筋組織

 31問:脳や神経系の働き

 32問:有効成分の吸収

 33問:有効成分の代謝・排泄

 34問:剤形

 35問:全身的な症状の副作用

 36問:精神神経系の副作用

 37問:消化器系の副作用

 38問:呼吸器系・消化器系に現れる副作用

 39問:循環器系に現れる副作用

 40問:感覚器系に現れる副作用

令和7年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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