本問は、「人体」の「泌尿器系」についての出題です。定番の論点ばかりです。難しいところはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「腎小体では、原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や電解質が再吸収さ れる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「腎小体」のところです。
正しくは、「尿細管」です。
基本用語ですよ!
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「食品から摂取あるいは体内で生合成されたビタミンDは、腎臓で活性型ビタミンDに転換されて、骨の 形成や維持の作用を発揮する。」ですが、正しい記述です。
「ビタミンD」の正しい記述です。
「登録販売者の人体のビタミン(ビタミンK、ビタミンD、ビタミンA、脂溶性ビタミン、水溶性ビタミン等等)の憶え方とまとめ 」も、活用願います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「副腎皮質ホルモンの一つであるアルドステロンは、体外への塩分とカリウムの排泄 を抑制する作用が ある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「体外への塩分とカリウムの排泄 を抑制する作用が ある」のところです。
正しくは、「体内に塩分と水を貯留し、カリウムの排泄 を促す作用」です。
だから、偽アルドステロン症では、むくみがでるわけですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「副腎皮質ホルモンの一つであるアルドステロン」のところは正しいです。副腎“髄”質に変えられます。注意してください。
選択肢dの「男性は、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
手引きには…、
「男性では、膀胱 の真下に尿道を取り囲むように前立腺がある。加齢 とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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