本問は、「適正使用」の「使用上の注意」についての問題です。「使用しない」の応用的な問題で、手ごわいです。できる選択肢に絞って解答してください。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)は、医療機関において 不眠症の治療を受けている場合には、その治療を妨げるおそれがあるため、不眠症 の診断を受けた人は服用しないよう記載されている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「基礎疾患等」の「日常的に不眠の人、不眠症の診 断を受けた人」のところです。
テキストで確認しておきましょう。
「基礎疾患のある人」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ブチルスコポラミン臭化物は、喘息発作を誘発するおそれがあるため、喘息を起 こしたことがある人は服用しないよう記載されている」ですが、誤った記述です。
「喘息を起こしたことがある人」が、選択肢の言う理由で「使用しない」となるのは、インドメタシン、フェルビナク、 ケトプロフェン又はピロキシカ ムが配合された外用鎮痛消炎薬です。
「医薬品」の論点でもあるので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の「ブチルスコポラミン臭化物」は、「抗コリン成分」です。
選択肢cの「無水カフェインを主薬とする眠気防止薬は、カフェインが胃液の分泌を亢進し、 症状を悪化させるおそれがあるため、胃酸過多の症状がある人は「服用しないこと」 とされている」ですが、正しい記述です。
「次の症状がある人」の「胃酸過多」からの出題です。
カフェインは、たくさん禁忌があるので、押えておきましょう。
参考:アレルギー症状のある人
参考:基礎疾患のある人
参考:次の症状がある人
参考:連用しない各種
参考:特徴系+その他
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「麻子仁丸は、鎮静作用の増強が生じるおそれがあるため、「服用前後は飲酒しない こと」とされている。」ですが、誤った記述です。
「服用前後は飲酒しない こと」となっているのは…、
かぜ薬、解熱鎮痛薬、次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス等のビスマスを含む成分、ブロモバレリル尿素又はアリルイソプロピルアセチル尿素が配合された解熱鎮痛薬、催眠鎮静薬、乗物酔い防止薬、抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬
…となっています。
できるだけ、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「適正使用」の漢方処方製剤については、「使用しない 漢方処方製剤」を参考にしてください。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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