第115問‐奈良県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 問は、「適正使用」の「ステロイド性抗炎症成分」についての問題です。ストレートな問題です。こういう出題形式もあるので、傾向把握の一環として、チェックしておきましょう。

第115問‐ステロイド性抗炎症成分

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 知識問題です。

 ステロイド性抗炎症成分が配合された外用薬を化膿している患部に使用 しない理由ですが、「4」の「細菌等の感染に対する抵抗力を弱めて、感染を増悪させる可能性があるため」です。

 「医薬品」の知識でも、解けるかと思います。

 「医薬品」のところでは…、

 「好ましくない作用として末梢組織の免疫機能を低下させる作用も示し、」

 「細菌、真菌、ウイルス等による皮膚感染(みずむし・たむし等の白癬症、にきび、化膿 症状)や持続的な 刺激感の副作用が現れることがある。」

 「水痘(水疱瘡)、みずむし、たむし等又は化膿している 患部については症状を悪化させるおそれがあり、使用を避ける必要がある。」

 …とあります。

答え

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:一般用医薬品の添付文書

 102問:一般用医薬品の添付文書2

 103問:一般用医薬品の添付文書3

 104問:使用期限の表示

 105問:保管及び取扱い

 106問:副作用報告書の患者情報

 107問:企業からの副作用の報告

 108問:救済制度

 109問:救済制度の給付の種類

 110問:総合機構のホームページ

 111問:安全性情報等

 112問:啓発活動

 113問:塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)

 114問:医薬品PLセンター

 115問:ステロイド性抗炎症成分

 116問:使用上の注意

 117問:運転操作をしない

 118問:長期連用しない

 119問:相談すること‐グリセリン

 120問:グリチルリチン酸

令和5年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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