本問は、「適正使用」の「救済制度の給付の種類」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
救済制度のうち、最も問われるのは、「請求期限がないもの」です。
これに該当するのは、「障害系」で…、
「障害年金」と「障害児養育年金」が該当します。
手引きにはその理由が記載されていませんが、「障害」というのは、いつ発症するかわからないため、「請求期限なし」としているように思われます。
他の救済制度の請求期限は、以下の通りです。
「医療費」は、「費用の支払いが行われたときから5年以内」です。
「医療手当」は、「請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から5年以内」です。
「遺族年金」は、「死亡のときから5年以内」です。
「遺族一時金」も、「死亡のときから5年以内」です。
「葬祭料」も、「死亡のときから5年以内」です。
まずもって、数字ですが、ざっくりと「き・ゆ・う・さ・いの5文字で5年」と憶えるといいでしょう。
数字を憶えるだけで、そこそこ点が取れるはずです。
選択肢aの「遺族一時金 ― 請求期限なし」ですが、誤った記述です。
「遺族一時金」ですが、「死亡のときから5年以内」です。
また、「請求期限なし」なのは、障害系でした。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「葬祭料 ― 葬祭が終わってから5年以内」ですが、誤った記述です。
「葬祭料」ですが、「死亡のときから5年以内」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「障害児養育年金 ― 請求期限なし」ですが、正しい記述です。
障害系なので、請求期限は「ない」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「医療費 ― 医療費の支給の対象となる費用の支払いが行われた ときから5年以内」ですが、正しい記述です。
先に見たように、「医療費」は、「費用の支払いが行われたときから5年以内」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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