本問は、「医薬品」の「瀉下薬の配合成分」についての問題です。生薬の選択肢が1つありますが、他の選択肢は、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ヒマシ油は、妊婦や3歳未満の乳幼児では使用を避けることとされている。」ですが、正しい記述です。
「小腸刺激性瀉下成分」の「ヒマシ油」の正しい記述です。
先のページで述べたように、「ヒ・マ・シの3文字で3歳未満」と、憶えるといいでしょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を下げることで糞便中の水分量を増やす。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「腸内容物の浸透圧を下げること」のところです。
「酸化マグネシウム」ですが、「無機塩類」です。
当該無機塩類は、「腸内容物の浸透圧を高める」作用があります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「ダイオウは、授乳中の女性が服用すると、吸収された成分の一部が乳汁中に移行し、 乳児に下痢を生じさせるおそれがある。」ですが、正しい記述です。
「ダイオウ」の正しい記述です。
手引きには…、
「センナ、センノシド、ダイオウについては、」
「吸収された成分の一部が乳汁中に移行することが知られている。」
「乳児に下痢を生じるおそれがあり、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避ける必要がある。」
「構成生薬にダイオウを含む漢方処方製剤においても、同様に、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は 使用期間中の授乳を避けることとされている」
…とあります。
禁忌は、ほぼまず出るので、押えておきましょう。
「使用しない 女性系」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「センノシドは、小腸でリパーゼの働きによって生じる分解物が、小腸を刺激するこ とで瀉下作用をもたらすと考えられている」ですが、誤った記述です。
「センノシド」ですが、これは、「大腸刺激性瀉下成分」です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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