本問は、「医薬品」の「毛髪用薬及びその配合成分」についての問題です。生薬の選択肢が2つありますが、「毛髪用薬」は、カタカナ成分が少ないので、生薬がよく問われています。これらの生薬だけは、ガチで押えておきましょう。解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「毛髪用薬のうち、配合成分やその分量等にかんがみて人体に対する作用が緩和なも のについては、医薬部外品(育毛剤、養毛剤)として製造販売されている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)において、抗コリン作用を示し、 頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して配合されてい る。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「抗コリン作用」のところです。
正しくは、「コリン作用」です。
ついウッカリ読み落としそうなので、テキストを精読しておきましょう。
なお、「カルプロニウム塩化物」ですが、選択肢の言うように、「血管を拡張、毛根への血行を促す」成分です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「チクセツニンジンは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用 を期待して配合されている。」ですが、誤った記述です。
選択肢の説明の「余分な皮脂を取り除く」ウンヌンは、「カシュウ」のものです。
選択肢の「チクセツニンジン」は、「血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「カシュウは、抗菌、抗炎症などの作用を期待して配合されている。」ですが、誤った記述です。
選択肢の説明は、「ヒノキチオール」のものです。
繰り返しますが、「毛髪用薬」は、カタカナ成分が少ないので、生薬まで、ガチで押えておきましょう。費用対効果が高いです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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