本問は、「医薬品」の「高コレステロール改善薬」についての問題です。小難しい選択肢が1つありますが、他の選択肢が基本レベルなので、最終解答を導くことはできます。小難しい選択肢は、シッカリ復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「コレステロールは、水に溶けにくい物質であるため、血液中では血漿タンパク質と 結合したリポタンパク質となって存在する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。総論部分も、精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「脂質異常症とは、低密度リポタンパク質(LDL)が140mg/dL以上、高密 度リポタンパク質(HDL)が40mg/dL未満、中性脂肪が150mg/dL以 上のすべてを満たす状態をいう。」ですが、誤った記述です。
配偶者のように、注意の上に注意をしないといけない性悪の選択肢です。
間違っているのは、「すべてを満たす」のところです。
正しくは、「いずれかである」です。
どれか1つでも該当するなら、「脂質異常症」と、相なります。
数字部分の「LDLが140mg/dL 以上、HDLが40mg/dL 未満、中性脂肪が150mg/dL 以上」は、正しいです。
試験慣れしていると、ついつい数字に目が行ってしまいますが、シッカリ押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「高コレステロール改善薬は、結果的に生活習慣病の予防につながるものであるが、 ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩身効果を目的とする医薬品ではない。」ですが、正しい記述です。
高コレステロール改善薬は、「やせ薬」ではありません。
「間違った薬の常識」は、そこそこ出るので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなった場合、使用を中止する必要がある。」ですが、誤った記述です。
「リボフラビン」、つまり、「ビタミンB2」の副作用に、「尿が黄色くなる」がありますが、使用を中止するものではありません。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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