本問は、「適正使用」の「製品表示」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「使用期限の表示については、適切な保存条件下で製造後1年を超えて性 状及び品質が安定であることが確認されている医薬品において、法的な表 示義務はない。」ですが、誤った記述です。
ド定番論点です。
間違っているのは、「製造後1年」のところです。
正しくは、「製造後3年」です。
数字は、常に狙われています。「適正使用の数字」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「使用期限」ですが、そこそこ「はったり」があるので、「登録販売者試験の「ブラフ(はったり)」のまとめ‐保管期限・消費期限など 」も、参考にしてください。
選択肢bの「滋養強壮を目的とする内服液剤で、1回服用量中0.1mLを超えるアル コールを含有するものについては、アルコールを含有する旨及びその分量 が記載されている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
数字の「0.1mL」は、押えておきましょう。出題実績あります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「配置販売される医薬品の使用期限は、「配置期限」として記載される場合 がある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「使用期限の表示については、適切な保存条件の下で製造後3年を超えて性状及び品質が安定で あることが確認されている医薬品において法的な表示義務はないが、」
「流通管理等の便宜上、外箱 等に記載されるのが通常となっている」
「(配置販売される医薬品では、「配置期限」として記載され る場合がある)。」
…とあります。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、「配置期限」は、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「可燃性ガスを噴射剤としているエアゾール製品では、添付文書等の「保管 及び取扱い上の注意」に消防法に基づく注意事項が記載されているが、その 容器への表示は義務づけられていない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「その 容器への表示は義務づけられていない」のところです。
少々長いですが、手引きには…、
「可燃性ガスを噴射剤としているエアゾール製品や消毒用アルコール等、危険物に該当 する製品における消防法に基づく注意事項や、」
「エアゾー ル製品に対する高圧ガス保安法に基づく注意事項につい ては、」
「それぞれ法律上、その容器への表示が義務づけられているが、」
「添付文書において 「保管及び取扱い上の注意」としても記載されている。」
…とあります。
まあ、常識的に、容器にも注意事項を記載すべきですよね。
難しく考えないで、解答してください。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、本問は、チェックしておきましょう。
このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、見ておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする