本問は、「適正使用」の「安全対策」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。選択肢dは、新手の出題です。チェックしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「アンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で死亡例が発 生したことから、1965年に厚生省(当時)は関係製薬企業に対し、アン プル入りかぜ薬製品の回収を要請した。」ですが、正しい記述です。
「アンプル入りかぜ薬・・・ショック」は、押えておきましょう。他県で出題実績あります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「塩酸フェニルプロパノールアミンが配合された一般用医薬品による脳出 血等の副作用症例が複数報告されたことから、厚生労働省は、代替成分とし てプソイドエフェドリン塩酸塩等への速やかな切替えを指示した。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
キーワードの「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)」、「脳出 血」、「プソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)」は、カタカナ・アルファベットともにガチ暗記しましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「慢性肝炎患者が 小柴胡湯を使用して間質性肺炎を発症し、死亡を含む重 篤な転帰に至った例もあったことから、1996年に厚生省(当時)は関係 製薬企業に対して緊急安全性情報の配布を指示した。」ですが、正しい記述です。
小柴胡湯と言えば、間質性肺炎です。
そして、「緊急安全性情報」が配布されました。
キーワードは、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、年号・年月日は、問われたことがないので、1996年ウンヌンに神経質になる必要はありません。
選択肢dの「一般用かぜ薬の使用によると疑われる肝機能障害の発生事例が報告され たことを受けて、2003年に厚生労働省は一般用かぜ薬全般につき使用 上の注意の改訂を指示した。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「肝機能障害」のところです。
正しくは、「間質性肺炎」です。
いわゆる「一般用かぜ薬による間質性肺炎」の論点です。これも出るので、遺漏なくテキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
本問も、2003年ウンヌンに神経質にある必要はありません。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「不適切なもの」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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