第62問‐鹿児島県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤(かぜ)」についての問題です。漢方処方製剤の知識問題です。勉強していないと、まず解けないです。「かぜ」の漢方処方製剤は、頻出なので、押えておきましょう。

第62問‐漢方処方製剤(かぜ)

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 キーワードがズバッと参上しているので、勉強した人なら、即答できます。

 キーワードが「感冒の初期(汗をかいていないもの)」なのは、「1」の「葛根湯」となります。

 なお、「かぜ」の漢方処方製剤にて、虚実(体力規定)が「体力中等度以上」なのは、当該葛根湯のみなので、ここでも、判断できます。

 んで、上級者用ですが、「まれ重篤副作用」で、「肝機能障害、偽アルドステロン症」のところでも、当該葛根湯を選べます。

 「かぜ」の漢方処方製剤で、「肝機能障害 偽アルドステロン症」の組み合わせとなるのは、当該葛根湯だけだからです。

 さて、「まれ重篤副作用」が「肝機能障害、偽アルドステロン症」のコンビとなるのは、そう数がないです。

 余裕があれば、「まれ重篤 肝機能障害・偽アルドステロン症」で、横断的に押えておきましょう。

補足

 「2」の「柴胡桂枝湯」は、「かぜの中期から後期の症状」です。

 「3」の「小青竜湯」は、キーワードが「うすい水様の痰」です。

 「4」の「半夏厚朴湯」は、「鎮咳去痰」の漢方処方製剤でもあります。

 「5」の「麻黄湯」は、「かぜの引き始め 汗の出ていない感冒」です。

答え

 正解:1

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医薬品

 61問:かぜ薬

 62問:漢方処方製剤(かぜ)

 63問:解熱鎮痛薬の働き

 64問:解熱鎮痛薬の成分

 65問:ピリン系解熱鎮痛成分

 66問:眠気を促す薬

 67問:生薬(眠気を促す薬)

 68問:眠気を防ぐ薬

 69問:鎮暈薬

 70問:漢方処方製剤(小児鎮静薬)

 71問:鎮咳去痰薬

 72問:胃に作用する薬

 73問:整腸薬・瀉下薬

 74問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 75問:駆虫薬

 76問:強心薬

 77問:高コレステロール改善薬

 78問:貧血用薬

 79問:痔疾用薬

 80問:外用痔疾用薬

 81問:婦人薬

 82問:漢方処方製剤

 83問:内服アレルギー用薬

 84問:プソイドエフェドリン塩酸塩

 85問:鼻に用いる薬の配合成分

 86問:鼻に用いる薬

 87問:眼科用薬

 88問:点眼薬

 89問:眼科用薬

 90問:殺菌消毒成分

 91問:ステロイド性抗炎症成分

 92問:皮膚に用いる薬の配合成分

 93問:歯痛・歯槽膿漏薬

 94問:歯や口の中に用いる薬

 95問:禁煙補助剤(咀嚼剤)

 96問:滋養強壮保健薬

 97問:漢方処方製剤 総論

 98問:生薬成分

 99問:殺虫剤・忌避剤

 100問:妊娠検査薬

令和4年度 鹿児島県 科目別

 ・令和4年度 鹿児島県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

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