本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤 総論」についての問題です。漢方処方製剤の問題ですが、具体的な薬は出てきません。選択肢のすべては、総論部分からの出題です。難しくはないので、テキストを精読しておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「漢方薬はすべからく作用が穏やかで、副作用が少ない。」ですが、誤った記述です。
いわゆる「誤った薬の常識」です。
手引きには…、
「一般の生活者においては、「漢方薬はすべからく作用が穏やかで、副作用が少ない」などという 誤った認識がなされていることがあり、副作用を看過する要因となりやすい」
…とあります。
また、漢方処方製剤には、「まれ重篤副作用」もあることからも、間違いと判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢イの「漢方薬の使用にあたって、有効性及び安全性を確保するために重要となる漢方独自の病態認識の ことを「証」という。」ですが、正しい記述です。
「証」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「漢方処方製剤は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「比較的長期間(1ヶ月位)」は、押えておきましょう。
数字は、常に狙われています。「医薬品の数字10」を一読をば。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢エの「一般用医薬品に用いることが出来る漢方処方は、現在3000処方程度である」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「3000処方」のところです。
正しくは、「300処方」です。
数字は、常に狙われています。先に挙げた「医薬品の数字10」で、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「ア」は「誤」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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