本問は、「医薬品」の「鼻に用いる薬」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項ばかりの出題です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「交感神経系を刺激して鼻粘膜を通っている血管を収縮させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを 和らげることを目的として、ナファゾリン塩酸塩、フェニレフリン塩酸塩が用いられる。」ですが、正しい記述です。
選択肢の言う「ナファゾリン塩酸塩」と「フェニレフリン塩酸塩」は、「アドレナリン作動成分」で、血管を収縮させる作用があります。
また、「交感神経系」で正しいです。よくよく「“副”交感神経系」に変えられるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「点鼻薬は鼻 腔内に適用されるものであるが、点鼻薬の成分が鼻粘膜を通っている血管から吸収さ れて循環血液中に入りやすく、全身的な影響を生じることがある。」ですが、正しい記述です。
点鼻薬でも、全身的な副作用が生じることがあります。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「点鼻薬に配合されるアドレナリン作動成分は、外用痔疾用薬に止血成分として配合されていたり、 点眼薬にも結膜の充血を取り除く目的で配合されていたりする場合があるため、これらの医薬品と の相互作用に注意が必要である。」ですが、正しい記述です。
「アドレナリン作動成分」は、外用痔疾用薬や点眼薬にも入っています。
テキストで確認するか、選択肢丸ごとを憶えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「鼻粘膜が腫れてポリープ(鼻茸)となっている場合には、いち早く一般用医薬品により対処を図 ることが適当である。」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「鼻茸(ポリープ)」は、一般用医薬品の範疇を超えており、「受診勧奨」のケースです。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤っているもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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