本問は、「医薬品」の「鎮暈薬」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「副作用が強く現れるおそれがあるので、かぜ薬やアレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)との併 用は避ける必要がある。」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「カフェインは、他の医薬品(かぜ薬、 解熱鎮痛薬、乗物酔い防止薬、滋養強壮保健薬等)や医薬部外品(ビタミン含有保健剤等)、食 品(お茶、コーヒー等)にも含まれているため、」
「それらが眠気防止薬と同時に摂取されると カフェインが過量となり、中枢神経系や循環器系等への作用が強く現れるおそれがある」
…とあります。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「乳幼児が乗物で移動中に機嫌が悪くなる場合には、気圧変化による耳の痛みなどの要因を考慮す るべきであり、乗物酔い防止薬を安易に使用することのないよう注意する必要がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「乗物酔い防止薬に15歳未満の小児向けの製品はない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「15歳未満の小児向けの製品はない」のところです。
正しくは、「3歳未満の乳幼児向けの製品はない」です。
手引きには…、
「3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされている。」
「乗物酔い防止薬に3歳未満の乳幼児向けの製品はなく、そうした乳幼児が乗物で移動中に機嫌が悪くな るような場合には、気圧変化による耳の痛みなどの他の要因が考慮されるべきであり、」
「乗物酔い防止薬を安易に使用することのないよう注意される必要がある。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の「15歳未満の小児向けの製品はない」ですが、眠気防止薬に該当します。
手引きには…、
「眠気防止薬が小・中学生の試験勉強に効果が あると誤解されて誤用事故を起こした事例も知られており、15歳未満の小児に使用されるこ とがないよう注意が必要である。」
…とあります。
整理して憶えておきましょう。
選択肢エの「乗物酔いに伴う一時的な症状としてではなく、日常においてめまいが度々生じる場合には、医療 機関を受診するなどの対応が必要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述で、「受診勧奨」のケースです。
よって、選択肢は、「正」となります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「正」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする