登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第20問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「医薬品等適正広告基準」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

茨城県 第20問‐医薬品等適正広告基準

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の有効性又は安全性について、それが確実であることを保証するような表 現がなされた広告は、虚偽又は誇大な広告とみなされる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 まずもって、保証広告は、禁止されています。

 手引きには…、

 「医薬品の有効性又は安全性について、それが確実であることを保証するような表現がなされた 広告は、明示的・暗示的を問わず、虚偽又は誇大な広告とみなされる

 …とあります。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の広告において、使用前・使用後に関わらず図画・写真等を掲げる際には、 効能効果の保証表現となるものは認められない」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「使用前・使用後に関わらず図画・写真等を掲げる際には、こうした効能効果等の保証表 現となるものは認められない

 …とあります。

 使用前・使用後の写真を挙げた広告は、よく目にしますが、医薬品ではダメってな次第です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「医薬品の広告において、「天然成分を使用しているので副作用がない」といった表 現は適正とされる。」ですが、誤った記述です。

 一読して、誤りとわかりますね。

 手引きには…、

 「「天然成分を使用しているので副作用がない」「いくら飲んでも副作用がない」といった 事実に反する広告表現は、過度の消費や乱用を助長するおそれがあるだけでなく、虚偽誇大な広 告にも該当する。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 1問:薬機法第1条

 2問:登録販売者

 3問:医薬品の分類

 4問:一般用医薬品及び要指導医薬品

 5問:毒薬及び劇薬

 6問:一般用医薬品のリスク区分

 7問:容器被包記載事項

 8問:医薬部外品

 9問:医薬部外品の表示・標榜

 10問:保健機能食品

 11問:薬局

 12問:店舗販売業

 13問:店舗販売業2

 14問:配置販売業

 15問:リスク区分に応じた医薬品販売

 16問:濫用等のおそれのある医薬品

 17問:特定販売

 18問:陳列

 19問:医薬品の広告

 20問:医薬品等適正広告基準

令和7年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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