登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第9問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「医薬部外品の表示・標榜」の問題です。巻末資料から出題される、いわゆる「資料問題」です。ここまでやってられないので、「捨て問」です。まあでも、少し考えれば解けます。挑戦はしてみてください。

茨城県 第9問‐医薬部外品の表示・標榜

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 「医薬部外品の品目と、その品目について表示・標榜 することが認められている 効能効果の範囲」を当てる問題です。

 答えは、「4」の「4 浴用剤 - アトピー性皮膚炎」となります。

 そもそも、「医薬部外品」なのに、治療の難しい「アトピー性皮膚炎」に効能があるというのはまずいですね。

 アトピー性皮膚炎には、医薬品が対応すべきです。

 なお、「医薬品」の外皮用薬の手引きには…、

 「一般用医薬品(漢方処方製剤を含む。)には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹等の 治療に用いることを目的とするものはないことから、」

 「アトピー性皮膚炎が疑われる場合やその 診断が確定している場合は、医師の受診を勧めることが重要である」

 …とあります。

 この点からも、おかしいなーと判断できるかと思います。

 残りの選択肢は、本当に時間に余裕のある人だけ、見ておけばいいでしょう。

答え

 正解:4

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

 >>> 次の問題へ。

法規

 1問:薬機法第1条

 2問:登録販売者

 3問:医薬品の分類

 4問:一般用医薬品及び要指導医薬品

 5問:毒薬及び劇薬

 6問:一般用医薬品のリスク区分

 7問:容器被包記載事項

 8問:医薬部外品

 9問:医薬部外品の表示・標榜

 10問:保健機能食品

 11問:薬局

 12問:店舗販売業

 13問:店舗販売業2

 14問:配置販売業

 15問:リスク区分に応じた医薬品販売

 16問:濫用等のおそれのある医薬品

 17問:特定販売

 18問:陳列

 19問:医薬品の広告

 20問:医薬品等適正広告基準

令和7年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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