登録販売者愛知県過去問＋解説令和7年度（2025年度）午前第26問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「医薬品」の「瀉下薬の配合成分」についての出題です。定番の論点ばかりです。難しいところはありません。

愛知県午前第26問‐瀉下薬の配合成分

　（クリックして拡大。）

難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢1

　選択肢１の「ビサコジルは、大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して、排便を促すと考えられており、また、結腸での水分の吸収を抑えて、糞便のかさを増大させる働きもあるとされる。」ですが、正しい記述です。

　「大腸刺激性瀉下成分」の「ビサコジル」の正しい記述です。

　瀉下成分でも、浣腸薬のところでも、出ます。一石二鳥。押えておきましょう。

　参考：浣腸薬：ビサコジル

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

　選択肢２の「ジオクチルソジウムスルホサクシネート（ＤＳＳ）は、小腸でリパーゼの働きによって生じる分解物が、小腸を刺激することで瀉下作用をもたらすと考えられている。」ですが、」ですが、誤った記述です。

　選択肢の記述は、「小腸刺激性瀉下成分」の「ヒマシ油」のものですね。

　選択肢の言う「ジオクチルソジウムスルホサクシネート」は、「腸内容物に水分が浸透しやすくする作用があり、糞便中の水分量を増して柔らかくすることによる瀉しゃ下作用を期待」です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

　選択肢３の「センナ中に存在するセンノシドは、胃や小腸で消化されないが、大腸に生息する腸内細菌によって分解され、分解生成物が大腸を刺激して瀉下作用をもたらすと考えられている。」ですが、正しい記述です。

　「センノシド」は、「大腸刺激性瀉下成分」ですね。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

　選択肢４の「カルメロースナトリウム（別名カルボキシメチルセルロースナトリウム）は、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくすることによる瀉下作用を示す」ですが、正しい記述です。

　「カルメロースナトリウム」は、「膨潤性瀉下成分」ですね。

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「1」は「正」です。

　「2」は「誤」です。

　「3」は「正」です。

　「4」は「正」です。

　「誤っているもの」は…、

　正解：2

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

医薬品

令和7年度愛知県科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・令和7年度インデックス

　・基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（午後第1～第20問）

　・薬事に関する法規と制度（午後第21～第40問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（午後第41～第60問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

　登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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登録販売者愛知県過去問＋解説令和7年度（2025年度）午前第26問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

愛知県午前第26問‐瀉下薬の配合成分

難易度コメント＋こたえ

選択肢1

選択肢2

選択肢3

選択肢4

答え

医薬品

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独学向け教材

こまごましたもの

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