本問は、「医薬品」の「眼科用薬の配合成分」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「スルファメトキサゾールは、細菌感染による結膜炎やものもらい、眼瞼 炎などの化膿 性の 症状の改善を目的として用いられるが、ウイルスや真菌に対する効果はない。」ですが、正しい記述です。
「サルファ剤(スルファメトキサゾール、スルファメトキサゾールナトリウム)」の正しい記述です。
何に効いて何に効かないかは定番論点です。意識して押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ホウ酸は、洗眼薬として用時水に溶解し、結膜嚢 の洗浄・消毒に用いられる。」ですが、正しい記述です。
「ホウ酸」の正しい記述です。
あんまり出なかった「ホウ酸」ですが、でましたねー。
近年では、どんな成分でも出るようになってるので、チェックしておきましょう。
選択肢のほか、「その抗菌作用に よる防腐効果を期待して、点眼薬の添加物(防腐剤)として配合されていることもある」な効能もあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「リン酸水素ナトリウムは、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を目的として配合さ れる。」ですが、誤った記述です。
選択肢の記述ですが、「アミノ酸成分」のものです。アスパラギン酸カリウム、アスパラ ギン酸マグネシウムなどがあります。
選択肢の言う「リン酸水素ナトリウム」は、「無機塩類」です。
これらも、マイナー成分ですよねー。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、押えておきましょう。
参考:無機塩類(塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム)
参考:ビタミン成分(ビタミンA、ビタミンB2、パンテノール、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンE)
参考:アミノ酸成分(アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウム)
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「プラノプロフェンは、ステロイド性抗炎症成分であり、炎症の原因となる物質の生成を抑 える作用を示し、目の炎症を改善する効果を目的として用いられる」ですが、誤った記述です。
「プラノプロフェン 」は、非ステロイド性抗炎症成分です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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